みなさんが良く使う言葉の中には逆さ言葉のようなものがあります。 

例えば、「明るい」に対して「暗い」「上り」に対して「下り」、他にも 

色々な言葉があるのではないでしょうか? 

 

では「以上」と「以下」は、どのような意味があるのでしょうか? 

子どもに「以上」ってどういう意味か教えて?」と質問されたら 

すぐに答えられますか? 

 

おそらくすぐには答えられないのではないでしょうか? 

「何となく意味はわかるけど合っているかな?」 

自信がないから後で答えられるようにしておくから。」 

「知らないから誰か他の人に聞いておいて!」 

 

おおよそこのような状況になるのではないかと思われます。 

 

そこで今回は「以上」と「以下」の本来の意味を知って 

改めて言葉についての見識を深めていきましょう。 

 

 

 

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国語辞典から知る「以上」と「以下」の本来の意味と使い方 

 

 

 

 

国語辞典で「以上」の意味を調べるとこのように載っています。 

(出典先  三省堂 国語辞典より) 

 

以上」  それまでに述べたこと 

        (例文 以上が本件の提案理由です。   

               以上で終わります。など 

これが「以上」の本来の意味です。 

先に話したことに対して接続として 

使う事が正しい使い方となります。 

 

例えば、会議などの説明の終わりに 

「以上で説明を終わります。」 

と聞いたことはありませんか。 

使用先としてかしこまった場面で一般的に用いられています。 

 

 

ただ、「以上」にはもうひとつ、造語としての別の意味があります。 

 

「以上」  基準とするよりも数量の多いことを表す。 

        (例文 この本は12才以上の子ども向けです。 

               予算として1万円以上は出せない。など 

          

        また、程度や段階を示す場合もあり、 

         (例文 予想以上に被害が大きい 

                これ以上は人が入りきらない。など)  

 

 

日常では造語の方が広く使われているのではないでしょうか。 

 

 

もし、子どもに説明する場合、本来の意味を用いる場合は、 

以上で発表を終わります。」など人に対して言葉を伝える時に 

使うことを教えてあげると良いと思います。 

 

造語としての意味であれば、物を例えにするとわかりやすいです。 

足が大きくなったからこれ以上この靴に足は入らないね。」 

これ以上かばんに物は入らないね。」などでしょうか。 

 

またただし書きとしてこう書かれていました。 

 

数量としての表記として厳密にはその数量を含むが 

一般的には必ずしもそうではないことがある。とあります。 

先ほどの例を参考にすると 

「この本12才以上の子ども向けです。」 

上の例文も12才以上の子どもと定められていますが、 

一般的には12才以上の子ども向けの本ばかりがるとは限らないですよね。 

 

表現として使う場合、「以上」は言葉として以外と使いずらいのではないかと 

思います。 

 

 

では 「以下」の場合はどういう意味を持つのでしょうか? 

 

「以下」  これより後に述べること 

        (以下同文、以下省略など) 

実は辞典に載っている本来の意味はこれだけです。 

補足すると、子どもの卒業式などで2番目以降に卒業証書をもらう時に 

〇〇 〇〇 (名前)〇年〇月〇日 

以下同文。」と、省略されて使われていますよね。 

これより後に述べることが同じ場合、 

以下を使って短くすることで滞りなく物事を先に進めるために必要な表現として使われているといったところでしょうか? 

 

「以下」にも造語としての意味があります。 

 

「以下」  数量がそのものより少ない 

        代表するも含めその下にいる 

        者全て 

       (例 小学生以下は無料で入れま 

            す。〇〇以下10人のご一  

            行など) 

造語は日常でも広く使われていて、 

小学生以下は小学生から下の子ども全般を示しています。 

料金の表示によく使われていますね。 

 

ただ、「以下」には良くない使い方もあり、 

〇〇は学生以下だ。 

〇〇の力はおれ以下だ。」 

など、〇〇が学生やおれよりも劣っている事を表す表現があります。 

 

実際に人に対して使ってしまうと、大変失礼で相手を傷つける事になるので絶対に使わないようにしましょう。 

 

ちなみに「以上」と「以下」の関係を調べると逆さ言葉でした。 

ある言葉に対して反対の意味を持つ言葉を「対義語」 

いいます。 

 

 

 

 

以上と以下の記号って何だっけ??学校で習ったあの記号をおさらい 

 

 

 

 

 

「以上」と「以下」の言葉の意味をお伝えしましたが、 

 

実は記号でも「以上」と「以下」は使われています。 

それは 

「不等号」 です。 

 

この言葉を思いだしてみると 

 

中学校の数学の時間が頭をよぎりませんか? 

 

ちなみに「以上」と「以下」については、数量の意味を表す言葉として 

 

小学校の算数習います。 

 

 

ここからは数学の勉強のおさらいです。 

 

「以上」を不等号で表すと 

 

と表します。 

 

BA以上」を記号を使って表すと 

 

B≧A ということになります。 

 

もう少し分かりやすく表すと 

 

х 2 

хは2以上(2を含んでいる 

 

という意味となります。 

 

 

 

一方、以下」を不等号で表すと 

 

と表します。 

 

「BはA以下」を記号を使って表すと 

 

B≦Aということになります。 

 

こちらも分かりやすく表すと 

 

х≦ 2 

хは2以下(2を含んでいる) 

 

という意味となります。 

 

では、〇〇人以上〇〇人以下は不等号を使うと 

どのように表すのでしょうか? 

 

〇〇人以上はこう表します。 

 

а+ b 20(人) 

 

a+bは20人以上(20人も含まれる 

 

このような意味となります。 

 

 

〇〇人以下については 

 

а+ b 20人 

 

а+bは20人以下(20人も含まれる) 

 

このような意味となります。 

 

みなさん思い出されましたか? 

 

記号を使う数学では、「以上」 「以下」は主に数量を表す式として 

活用されています。 

 

これをきっかけに久しぶりに数学を調べてみるのも面白いと思います 

 

 

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英語が話せるとかっこ良い!!以上と以下の英訳解説 

 

 

 

 

 

では英語では「以上」と「以下」はどのように表現するのでしょうか? 

 

また、実際に会話などでどのように使われるかを調べてみました。 

 

 

「以上」は英語では複数の意味付けがあり、 

 

今までに述べことという意味では 

 

the above を使います。 

 

例としては 

 

 

The above is true to the best of my khowlege.  

(以上の通り相違ありません。) 

 

Refer to the above.   

(以上を参照のこと。) 

 

などがあります。 

 

 

また、数量、程度として表す場合、 

 

more than , overを使います。 

 

例としては 

 

You cant park here more than 15minutes. 

(ここは15分以上駐車できません。) 

 

She stayed in Japan for over a mounth.  

彼女は日本に1ヶ月以上滞在している。) 

 

などがあります。 

 

また、「以上で終わります。」という表現は 

 

Thats all. と表すので、 

 

スピーチなどの最後に使うと良いのではないでしょうか 

 

さらに「以上」には 

・・するからにはという意味で 

 

since, onceを使うのですが、 

 

Once you have said you will do something, 

you shoud do it. 

(一度やるといった以上、最後までやりとおせ。 

 

など接続としての意味合いも含まれています 

 

 

一方、「以下」はどうでしょうか? 

 

「以下」は、数量、程度が、・・より下でという意味では 

 

less than  

 

under,below を使います。 

 

先ほど「以上」で出てきた 

 

more thanはless thanとは対義語になっていますね。 

 

例としては 

 

Bob bought a new toy for less than 1000yen. 

ボブは新しいおもちゃを1000円以下で買った。 

 

Student under fifteen years old are admitted free.  

(15才以下の学生は入場無料です。 

 

などと表現します。 

 

また、以下~したという意味では 

 

the following 

 

があり、 

 

例として 

 

Jane started the following.  

(ジェーンは以下のとおり述べた。 

 

The following are the champion. 

以下の人たちが優勝者です。 

 

などがあります。 

 

また、本などの連載が次回以下も続くときなど 

 

To be continued.   

 

といいますよね。 

 

日本語では、以下次号という意味になるので 

 

こちらも「以下」の意味を持つ表現です。 

 

 

「以上」、「以下」は、英語では主に説明や状況を伝える事が多く、 

会話ではあまり用いられないのかもしれません。 

 

強いていうなら、数量を尋ねるときなどでしょうか? 

 

例として考えると 

 

Who will be free?(誰が無料になるの? 

 

 A student under fifteen.(15歳以下の学生です。 

 

How many years have you lived 

あなたはここに 

何年以上住んでいますか? 

 

Lived here for over five years. 

(ここには5年以上住んでいます。 

 

 

会話で用いる場合は、 

「以上」 over 

以下」は under  

 

を使うとわかりやすいです。 

 

ちなみにgoogleの検索窓に「以上」「以下」を使った 

日本語を入力し、後ろに英語と入力すると、 

英文が出てきますよ。 

 

大変わかりやすいのでぜひ使ってみましょう 

 

 

 

 

 

 まとめ

 

 

最後に、「以上」と「以下」を調べると 

意味がたくさんあり、色々な分野で使われていました。 

 

言葉の本来の意味や使用する目的を知り、 

日常生活に役立つとよいですね。 

 

私も、もっと色々な言葉に興味を持ちたいと 

思っています。 

 

以上で今回の記事は終わりです。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

          

 

 

 

 

 

   

                  

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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