石焼き芋屋さんの「♪石やき~も」と言うアナウンスが聞こえてくると、美味しそうで食べたくなりますね。でも案外買うとお高めなのです。スーパーの入り口でも焼きたてのさつまいもが置いてあるところがあります。ただちょっと買いづらい、そんな時は、自宅で焼き芋を作りましょう。
自宅にあるさまざまな調理器具を使って焼き芋を作ることができます。はじめに、焼き芋作りに最適なさつまいもの種類ですが、甘みの強い蜜いもと呼ばれる安納芋、紅はるか、紅あずま、鳴門金時などになります。甘みの少ないさつまいもでは、焼き芋にしても物足りないものになってしまいますので、その点は、しっかり覚えておきましょう。
それぞれの調理機器での焼き芋の作り方をご紹介します。
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電子レンジで簡単焼き芋の作り方
用意するもの
- キッチンペーパー
- 新聞紙
- 耐熱皿
- 竹くしかつまようじ
- さつまいも
- キッチンペーパーで2重に包み、水がしたたり落ちるまで濡らします。
- さらに、新聞紙で2重3重に包み、水がしたたりおちるまで濡らします。
- 耐熱皿に置いてレンジへ入れます。強500wで5分加熱。
- 弱200wで15分~20分加熱(小さいものなら15分、大きいものなら20分)で完成。
竹くしでさして硬いようなら200wで5分追加で加熱で調節してください。
魚を焼くグリルでも美味しい焼き芋を作ることができます。
グリルで焼き芋
さつまいもを水で洗い、水気をきらずに、アルミホイルで包みます。大きいものは、適当な大きさに切ってください。グリルで弱火で20分~30分焼きます。焼き加減を見て、竹串が通れば完成。アルミホイルのまましばらく置くと中まで柔らかくなります。
グリルが両面焼きでなければ、10分ごと裏返して焼いてください。
炊くだけで炊飯器を使って、火加減を見る必要もなく簡単に焼き芋が出来上がります。
炊飯器で焼き芋
洗ったさつまいもを炊飯器に入れ、水を1cm~3cm加え、ねっとりさせたいなら、炊飯モードで炊きます。ホクホクにするなら、白米早炊きモードでたければ出来上がり。水を多くいれすぎると柔らかくなりすぎるので、大きさに合わせて、2cm位の水で試してみてください。また、フライパン・鍋を使って作ることもできます。火加減をしっかり見て焼きあげます。
フライパン・鍋で作るのであれば、さつまいもを洗い、軽く水気を拭き取り、そのままフライパン・鍋に入れふたをして中火で7~8分焼きます。弱火で5~10分焼きます。竹串が通れば完成。こげそうになったらひっくり返してください。買ってこなくても、自宅でできる焼き芋!覚えておくと便利ですね。
自宅でカンタン焼き芋の作り方!蒸し器・土鍋・オーブンなど…
昔は、落ち葉を集め焚き火で、暖を取り焼き芋を作ったりと、風情がありましたが、今では、手軽に焚き火もできないですね。「たきび」の歌も歌われないのかもしれません。焼き芋は、焼き目が大事、焼き目をしっかりつけたい方には、次の作り方おすすめです。
トースターで焼き芋(焼き芋専用の黒いアルミホイル使用)
- さつまいも水洗いし、少しだけ水をホイルの中に入れて、サツマイモにぴったり付くようにホイルで包みます。
- 600ワットで10分焼き、裏返して更に10分焼き、45度動かして900ワットで15分焼き、裏返して更に15分焼きます。
- 竹串が通れば完成。
オーブンで焼き芋の作り方
- 深めの鍋に水を1cm~2cm入れ、さつまいもを入れ、ふたをしめて、蒸します。(蒸し器のある方は蒸し器を使ってください。)
- 竹くしが通るまで蒸すので、水の状態を見ながら沸騰する手前で蒸して下さい。
- 蒸し終わったら、130度のオーブンで25分~35分全体をじっくり焼き、出来上がり。
土鍋で焼き芋の作り方
- さつまいもを良く洗い、キッチンペーパーか新聞紙で2重にさつまいもを包み、全体を水でぬらし、アルミホイルで包みます。
- 土鍋に並べて入れ、ふたをします。
- 弱火で50分焼きます。ひっくり返して弱めの中火で10分焼き、竹くしが通れば、出来上がり。
土鍋 (空だきをふせぐ作り方)
- 濡らしたキッチンペーパーでさつまいもを包み、アルミホイルで覆う
- 土鍋にいれ、水を50cc入れ、加熱
- 沸騰したら、弱火で50分加熱、
- 竹串が通れば完成
手軽に自宅で本格的な焼き芋ができますね。
焼き芋は冷凍保存できる?焼き芋保存のコツ
買ってきた焼き芋、沢山作って余ってしまった焼き芋を保存したい、そういう時は、冷凍保存が最適です。常温で新聞紙に包めば、2日ほど保存でき、冷蔵庫だと4日ほどの保存できますが、冷凍の場合は、最長1カ月も保存が可能です!
冷凍保存する時のコツをご紹介します。
まずは、完全に冷ますこと。水気をしっかり拭き取ること。1本づつまたは、カットしてラップに包むこと。この点に注意して冷凍保存しましょう。
保存期間は、2週間~1カ月。
保存したものを食べる時には冷凍庫から出し常温で解凍し、レンジ3分加熱して完成です。
まとめ
- 焼き芋用のさつまいもを用意。
- 焼き方を選び、新聞紙、キッチンぺ―パ―、アルミホイルなど用意。
- 水でさつまいもを洗ってしっかり包む。
- 焼き上げ、竹串が通れば完成。
- 残ったら、冷凍保存。
この流れで自宅で焼き芋を作ってみてください。