シチューを作っている途中でシチューの素を切らしていることに気がついたことはありませんか?
実は、私はしばしばこれをやらかします。以前は気付いた瞬間スーパーにシチュールーを購入するため走っていました。
ですがもう、あまりにもこの失態をよくやってしまうので最近は、ホワイトシチューの素は買わずに自家製のルーを作ることにも慣れっこです。
そんな私も自分でルーを作る以前は、シチューは素が売っているくらいなので素人が作るのは難しいのだろうとずっと思っていました。
ですが、実際に作ってみると意外なことに、自宅に常備している材料、大まかに3つだけで簡単に美味しいホワイトシチューができてしまうのです。
とはいえ、作り始めて2・3回ほどはあることを知らずに失敗してしまいました。
シチューのルー作りには簡単ですが大事なコツがあったのです。
check!!
シチューレシピで大事なルー作りのコツ教えます
シチュールーと聞くと、サラダ油で炒めてよく火が通った具材に牛乳とともに後入れする、といったイメージがあるかもしれません。
けれど、手作りシチューのルーは炒める時から既にルーの一部を作り上げていっている、といっても言い過ぎではないと断言します。
まず、具材を炒める油はサラダ油ではなくバターを使います。このバターを使うことが、シチュールーの最初の第一歩となります。
次に野菜や肉に火が通ったら、塩・こしょう・コンソメで下味をつけます。
下味がついたら、ある材料を投入します。この材料の取り扱いは、手作りシチュールーの最大にして最重要の任務ですので後に詳しく述べます。
そして、水を入れてグツグツ煮込み仕上げに牛乳を注いだらよ~くかきまぜ、とろみがついたら火からおろします。
これだけで、美味しいホワイトシチューが完成してしまうのです。
本当にこれだけなのかと驚きませんか?
ホワイトシチューのルーレシピは牛乳とバターとおうちにあるあれだけ
まずは材料からお伝えします。
(2人分)
- 具材
- 玉ねぎ:1/2個
- にんじん:1/2本
- じゃがいも:1/2個
- 鶏ムネかモモ:150~200g
- あれば、皿に注いだ後でパセリを散らすと彩りが綺麗です。
- ルー
- 有塩バター:20g
- 塩:ひとつまみ
- こしょう:少々
- コンソメ顆粒:小さじ1
- 薄力粉:大さじ2
- 水:200ml
- 牛乳:200ml
次に作りかた。
- にんじんとじゃがいもは一口大に切ってサッと水にくぐらせてから耐熱容器に入れ、ラップをして電子レンジ500wで3分加熱します。
- 玉ねぎは薄切りにしてバターを溶かしたフライパンで軽く炒め、水を大さじ1(分量外)を入れて蓋をし、水がなくなるまで炒めます。
- 鶏肉も一口大に切って蓋を開けたフライパンに投入し、よく火が通るまで炒めます。
- 加熱が終わったにんじんとじゃがいもを加えて塩・こしょう・コンソメを入れて下味をつけます。
- 薄力粉を加え、ダマがなくなるまで(ここがポイント)よくなじませます。
- 水を加えて蓋をし煮立たせます。
- 弱火にして牛乳を加え、とろみがつくまでよく混ぜたら完成!
「おうちにあるあれ」とは一体なんでしょうか?
もうお気づきですね?そうです。おうちにある、「薄力粉」を使うのです。
私が過去に失敗したのは、「薄力粉」のダマが残っていたからなんですね~。
ですのでこの「薄力粉」のダマを残してしまうのかきちんと潰すのかが、手作りシチュールーの成功のカギとなります。
ふるいがあれば、ふるっても良いと思いますし、なければフライパン内でもダマを潰すことはできるので、どちらでもやりやすい方法でとにかくダマは全て潰してくださいね。
所要時間は、薄力粉のダマさえなければ、ルーで作るときとさほど変わりません。
まとめ
今回は、おうちにありそうな材料だけでホワイトシチューのルーを作ってみました。
慣れてきたら、ローリエや白ワインを加えてより本格的なホワイトシチューにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
また、ルーの材料にウスターソース・ケチャップ・砂糖を加えるとブラウンソースが出来るので、牛肉が手元にある場合はこちらもオススメです。