いま、人間関係や仕事関係で悩んでいる人。 

もしかしたら、自分の性格を変えたい。もっと違う性格だったら 

よかったのに。と思っているかもしれませんね 

でも、性格を変えるって、どうやったらいいのか?そもそも性格って 

変えられるものなの?と思っている人も多いのでは? 

 

実は、性格は変えられる部分と変えるのが難しい部分がありますが、 

変えることは可能です。 

 

check!!

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親の影響もある?性格って遺伝するの? 

 

人の性格には、変えにくい部分があると書きましたが、それが

遺伝的な要因である「気質」という部分です。 

まだ、性格の形成に環境的要因が影響していないはずの、生まれたての 

赤ん坊のころでも、音や周りの様子に敏感ですぐに泣いてしまう子や、 

一度寝たらどんなに物音がしても起きない子、一人で勝手に寝てしまう 

子など、色々な子がいますよね。 

こういった部分は、遺伝的要因が大きい「気質」と言い、その人を 

支える基礎となる部分になります。 

この「気質」は変えようと思っても、なかなか変えることが難しい部分 

になります。 

 

赤ん坊の例のように、感受性や、生体リズムだけでなく、気分の変わり 

やすさ、好奇心があるかどうか、くよくよしやすいか、受け身のタイプ 

かなども遺伝的な基礎部分にになると言われています。 

また、この「気質」は、ドイツ人のクレッチマー博士によると、3つに 

分類されます。 

1.「そううつ気質」 

 基本的に社交的で親切。 

 明るく活発で、ユーモアの精神がある。 

 感情的な部分があり、時には激しく怒ったり、泣いたりすることも。 

 ふっくら、ぽっちゃり体系の人に多く見られる。 

2.分裂気質 

 基本的にまじめで、静か。 

 あまり社交的ではない。 

 自然や読書を楽しみます。 

 神経質な部分もありつつ、お人好しで温和な部分もあります。 

 細身の体系の人に多く見られます。 

3.粘着気質 

 几帳面で、秩序を好む。 

 物事に熱中しやすい。 

 思い込んだら一筋。アイドルの追っかけなどをすることも? 

 筋肉や骨格のしっかりした、がっしり体型の人に多く見られます。 

 

こういった、遺伝的な要素からなる「気質」の上に、環境や人間関係 

仕事などの立場や役割などによって、人の性格は作られていきます。 

環境とは、子供のころから一緒にいる親や兄弟姉妹、友達からの影響や、 

本や、テレビからの情報など普段の生活で何気なく接しているもので、 

自然と正確に影響を与えるものです 

また、その時代や性別、職業や住む場所など社会的要因や役割によって 

も性格は作られます。 

男性と女性国や民族、宗教、地域、会社、学校などの社会集団 

中において、自分の立場や役職に合わせて自分の性格が変わったり、 

同じ目的の集団の中では似たような性格の人が多かったりということ 

はありませんか? 

公務員や銀行員などの、きちっとしたイメージの仕事に就いた人は、 

仕事をしているときは、きちっとした性格になります。保育士さんは 

朗らかで笑顔の多い人が多かったり、自分の置かれた社会的な立場に 

よっても、性格が作られていくのです 

 

どのよう変える自分の気になる性格。 

 

 

このようにして、性格には遺伝的な気質と、成長する中で触れる環境や、 

おかれた社会的立場や役割、自分が選んできた判断の基準など 

作られる性格とで人の性格は作られていきます。 

長年をかけて培われてきた性格を変えるには、どのようにしたら 

よいのでしょうか? 

 

環境や行動を変える 

 

自分の今いる環境を変えたり、自分の普段の行動や言動を変えてみる 

ことが、一番簡単に性格を変えるきっかけとなります。 

自分の印象、性格は自分の話した言葉で作られると言われているように、 

人には、自分の言動に性格が影響される傾向があります 

前向きな言葉を使っていれば、気持ちも前向きに、後ろ向きな言葉を 

使っていれば、気分はマイナス思考になっていきます。あなたが今、 

こうなりたいと思う性格があるのなら、その性格に近づける言動を 

心がけると良いでしょう。 

 

また、自分の今いる環境を変えることも性格を変えるには有効です。 

とはいえ、転職・進学・引っ越しなど、大きな環境の変化は簡単に 

できるものではありません。 

これまでやったことのない習い事や、趣味を始めてみたり、普段は 

いかない飲み会の誘いに乗ってみたり、久しぶりの友達に連絡して 

みたり。 

いつもの自分ならやらないこと、普段は体験しない環境に身を置くことで、

普段は考えることのない考え方や、感情が生まれたり、今まで 

一緒にいた人にはなかった価値観に触れることによって、自分の中に 

新しい感じ方や、価値観が生まれ、性格がだんだんと変わってくる 

でしょう。 

ぜひ、積極的に新しいコミュニティ参加してみてください。 

 

継続する 

 

とはいえ、長い年月をかけて形成されてきた性格が、今日明日ですぐに 

変わるということはありませ 

性格を変えたい、変わろう!と思っていても、1日頑張って終わりでは、 

何も変わることはありません。 

変わりたいと思い、新しい取り組みや、行動を継続することによって、 

あえて変えていたことが、自分の習慣になり、自分の性格として 

根付いていきます。 

そして、継続することで周りの人への、自分の接し方が変わり、周りの 

人からの評価も変わってきます。 

 

ほとんどの人は、性格を変えたいと思っていても、途中でやめてしまう 

人ばかりですが、性格は必ず変えられると信じて継続して行動して 

ください。 

 

 

自分の中の思い込みを外す 

 

性格を変えるうえで、何よりも大切ところです。 

自分は、人見知りだ。自分はコミュニケーションをとるのが苦手な人間 

だ。などの、自分は○○だ。という、自分の中の思い込みを、一切 

外してください。 

性格を変えることはできるのですが、実は「性格は変えられない」と 

思い込んでいる人は、非常に多くいます。 

その思い込みを外さなければ、いくら新しい環境や、新しいコミュニティ 

へと飛び出してみても、自分を変えることは難しいかもしれません。 

知らない人と話すことは、意外と簡単かもしれない。人とコミュニ 

ケーションをとることは、そんなに難しくないのかも。と自分の中の 

思い込みを外して考えることで、性格を変えることは半分以上成功して 

いるかもしれませんよ。 

 

役割を演じる 

 

とはいえ、普段の自分とは違う自分に何だか恥ずかしい。妙に歯がゆい。 

という気分になってしまう人もいるかもしれませんね。 

そんな時は、仕事と思って、そんな自分をとことん演じてみると良い 

でしょう。 

苦手なことも、仕事と割り切ると意外とできてしまうことってありま 

せんか?それを、性格を変えるということに応用してみましょう。 

普段の生活でも、仕事だから、仕事のためなどと考え、割り切って、 

なりたい自分を演じてみることで、その性格へと近づいていくでしょう。 

 

短所をいいところとして考えてみる 

 

自分の中で嫌だと感じている、いわゆる「短所」。 

でも、自分の短所を周りの人も、あなたの短所と感じているかは 

わかりませんね。 

人見知りで、無愛想なところも、他の人から見たら、人にこびない 

カッコいい人。と思っている人がいるかもしれませんし、自信がなく 

優柔不断なところを、思慮深い人。と思っている人がいるかもしれ 

ません。 

自分の短所と思うところを、ポジティブな言葉で置き換えてみましょう。 

そうすることで、自分自身の嫌いな部分も好きな部分として受け入れる 

ことができ、自分に自信を持ち前向きに考えることができるようになる 

かもしれません。 

 

 

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いつ生まれるかで変わる!?性格って誕生日で決まってる!? 

 

誕生日占い、生年月日からわかる性格診断など、生年月日や、生まれた 

日から性格を診断するサイトや本を見たことがある人はたくさんいる 

のではないでしょうか? 

では、実際に生まれた日で性格が決まるということはあるので 

しょうか?それなら、全く同じ日に生まれた人は、同じ性格になるので 

しょうか? 

 

誕生月ということでいうと、イギリスの研究では季節の特徴によって 

人の性格に特徴が表れると言われています。 

例えば、冬に生まれた人は、他の季節に生まれた人に比べて物静かで 

感情の起伏が少ない傾向にあり、春夏に生まれた人は、秋冬に生まれた 

人よりもポジティブで陽気な傾向にある。夏に生まれた人は気分の 

浮き沈みが激しくなる。というような傾向がみられるそうです。 

これらのことを踏まえて、各月ごとの性格診断も紹介されています 

 

また、誕生日や星座を使った性格診断もたくさんありますね。 

読んでみると、なるほど当たっている。という部分もあれば、これは 

自分には当てはまらないなというところが書かれていて、全く 

その通り!と信じられるものばかりではありません。 

私自身の体験で言うと、幼稚園、小学校、中学校の同級生に、全く同じ 

誕生日の同性の友人がいました。 

性格は、私はどちらかというとハキハキとして考える前に行動する 

リーダータイプ。同じ誕生日の同級生は、物静かで引っ込み事案。

しっかり者だけれど、おとなしいタイプでした。そんな、私たちでしたが、 

波長が合うのか、仲は良く、一緒に遊ぶことも多かったのですが、 

いつも私が物事を決めて進めていくことが多かったように思います。 

2人とも、3人きょうだいの長子で、下の子の面倒見は良く、友人も 

物静かであっても自分の気持ちを我慢するばかりではなく、言うべき 

ことは、しっかりと伝える子だったので、似ている部分も多かった 

と思いますが、2人とも自分たちが似ていると感じたり、周りから似て 

いると言われたことは一度もありませんでした。 

 

個人的に、生まれた日と正確には全く関係が無いと考えていますが、 

生まれた月の季節的なイメージや、本やテレビ、周りの友人などから 

伝えられる、性格診断の情報などから、無意識に自分はこういう性格 

なのだと思ってしまい、その思い込みに影響されることはあるのでは 

ないだろうかと考えています。 

 

私自身も、テレビの占いや性格診断が好きで読んだり、調べたりして 

いた時期もありますが、その日に生まれた人全員が同じ性格で同じ運命 

をたどるということは、まずありえないでは無いかと思います。 

そのような性格診断は、気分転換や、楽しみとしてみる程度にして、 

まずは、自分自身をと見つめあうことが大切のではないでしょうか? 

 

 

まとめ 

 

性格を変えたい。そう思う人が、実はたくさんいると知って、安心した 

人もいるのではないでしょうか。 

いつも元気なあの人も。自信満々で、失敗なんてしなさそうなあの人も。 

あんなふうになりたいと今まであこがれの気持ちで見ていた人たち 

にも、悩みがあり、自分の性格を変えたいと感じているかもしれません。 

でも、その人たちが、自分から見て素敵で理想の人に見えるのは 

前向きでポジティブに行動しているからかもしれません。 

大切なのは 

「性格は変えられる」と信じる。 

「自分はこういう性格だから」という思い込みを外す。 

新しい環境やコミュニティに積極的に参加する。 

必ず性格は変わると信じて、継続して行動する。 

何より自分に嫌悪することなく、ありのままの自分を好きになる 

ということです。 

否定というマイナス感情からはポジティブな気持ちや、前向きな 

考え方は生まれにくいです。今の性格を変えたい自分にも、いいところ 

は必ずあります。 

これまでの自分自身の生き方に納得し、自分自身を受け入れてあげ 

ましょう。そして、これからの自分の生き方も自分自身で納得し、 

明るく楽しむことのできる明るい未来となるように、一歩踏み出して 

みませんか。 

 

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