小さい頃は、昼寝することも多く、夜なかなか寝なくて困ってしまう
ということもあるのでは。
また、なかなか言葉が出てこなかったり、年齢よりも幼い言葉の使い
まわしをしたり、周りの子供との言葉の発達の差も、小さいころには
目につくことってありますよね。
つらい、子供の寝かしつけや、言葉の悩みに、絵本の読み聞かせが
効果的かもしれません。
普段は忙しくて、子供達とゆっくり触れ合う時間の取れない、お父さんや
お母さんも寝る前のひと時、絵本で子供と触れ合ってみてはいかがですか。
check!!
まずは定番!昔から変わらない寝かしつけ絵本人気ランキング
1.ねないこ だれだ
「こんなじかんにおきているのは、だあれ?」
よる遅くまで遊んでいる子は、、、
ちょっと、怖いお話なのに、幼稚園でも保育園でも、いつも借りる
ことができないくらい人気の絵本。
わが家でも、「とけいが なります」と読み始めると、慌てて子供
たちが布団の中に飛び込んできました。
怖いけど、聞きたい。
わが家の、寝かしつけ絵本 ナンバー1の1冊です。
2.おつきさま こんばんは
「おつきさま こんばんは」
やさしい顔でほほ笑む、おつきさまに挨拶をしていると、
雲が出てきておつきさまを隠してしまいます。
ゆったりとしたお話が、終わった後に出てくる裏表紙のおつきさま
の表情が面白くて、何度も「もう一回」とせがまれて読んだ絵本です。
字が読めなくても、繰り返す読むうちに、本を暗記して一緒に読む
ことができるくらい、大好きな絵本でした。
3.ノンタン おやすみなさい
子供達に大人気。ノンタンの絵本。
なかなか寝付けないノンタンが、夜の暗闇の中を外へと遊びに出ます。
でも、ウサギさんも、ブタさんも、みんなもう寝る時間。
起きている、フクロウさんと遊ぶことにしたけれど・・・
夜も遊びたいのに、なんで遊んじゃいけないの?そんな子供の
疑問に、一番わかりやすく答えてくれる絵本かもしれません。
4.そらまめくんのベッド
そらまめくんのベッドは、白くてフワフワのわたのような、素敵な
ベッド。友達のえだまめくんや、グリンピースの兄弟たちも、
ねむってみたいなぁ。というのですが、大切な大切なベッドを、
絶対に貸したくないそらまめくん。ところが、そんな大切なベッドが
ある日無くなってしまって・・・
そらまめくんの気持ちが変わっていく様子に、ほんわかと温かい
気持ちになるお話です。
5.おやすみなさい おつきさま
こうさぎが、ベッドに入って眠ろうとしています。
でも、なかなか眠れなくて、お部屋の中の色々なものに、
「おやすみなさい」とつたえていきます。
「おやすみなさい カーテン」「おやすみなさい まくら」と、
繰り返し「おやすみなさい」を聞いているうちに、自然と気持ちよく
眠くなってしまいます。
6.もう ねんね
いぬもねんね、ねこもねんね、めんどりも、ひよこも・・・
ねむたい動物たちの、あくびする様子に聞いている子供達も、
だんだん眠りに誘われていきます。
やさしい絵と、ゆったりとした繰り返しのリズムで、自然と、
こどももあくびがでてきて、眠たくなってきます。
7.よるくま
おやすみ前のベッドの中で、男の子がお母さんに話をしています。
「ママ あのね…… きのうのよるね うんとよなかに かわいい
こが きたんだよ」
男の子のところにやってきたのは、「よるくま」
お母さんがいなくなっちゃったから、探しに来たみたい。男の子は、
よるくまと一緒に、お母さんを探しに行きます。
最後に登場する、よるくまのお母さんの、大きいこと。その、
なんでも包んでくれるようなお母さんのやさしさに、子供たちも、
自分のお母さんに包まれる安心感を感じながら、眠りにつくの
でしょう。
8.いいこ ねんね
「さるの母さんうたいます。いいこ、ねんね。いいこ、ねんね」
お母さんに抱かれて、子ザルは安心して眠りにつきます。子イヌも、
歌うお父さんにピタッとくっついて、安心して眠ります。
繰り返しのリズムで、心地よく眠りを誘う絵本です。
いいこ、ねんね。いいこ、ねんね。のリズムに誘われて、子供達も
だんだんと目が閉じてきます。
9.パパ お月さまとって
ある晩、モニカはお月さまがとても近くに見えて、お月様と遊びたく
なりました。お月様の方へ手を伸ばしますが、届きません。そこで、
パパに「お月様とって!」とお願いします。
パパは、お月様を取りに行きますが…
とってもとっても大きなお月さまが、小さく小さくなっていく。
お月さまの高さや、大きさがしかけ絵本でスケールも大きく表現
されています。
お父さんに読んでほしい絵本です。
10.どんなにきみがすきだかあててごらん
ウサギの親子が、寝る前に、お互いのことがどれだけ好きかを言い
合うという素敵なストーリー。
チビウサギが、「これだけ好き!」と小さな両手を広げても、
デカウサギに「これだけ!」と同じように手を広げられると、かない
ません。
どうやったら、こんなに好き!が伝わるのかを、チビウサギが一生
懸命考えるのが、かわいらしくて心温まる一冊です。
子供たちが大きくなってくると、だんだん叱ることが増えてきて、
好き!と伝えることは少なくなってきてしまいます。お母さんも
好きだよ。という気持ちを込めながら、絵本を読んでみてください。
子供たちも、安心した気持ちで眠りにつくことでしょう。
近年注目度上昇中!子供の知育にもバッチリな寝かしつけ絵本ランキング
1.おやすみはたらくくるまたち
はたらくくるまが大好きな、男の子にお勧めの絵本。
昼間は、あっちこっち行き来して、ビルを建てたりと、忙しく働いて
いる、はたらくくるまも、日が沈んで一日の仕事が終わると、
エンジンを止めて、アームを縮めて眠りにつく。
大好きなはたらくくるまと一緒に、おやすみなさい。
2.おやすみ ロジャー
どうしても眠ることのできない、ウサギのロジャーが「あくびおじ
さん」のもとを訪れます。
眠りを科学的に考え、心理学のテクニックを詰め込んだ、寝かしつけ
のための絵本です。
たった10分で寝た!というお母さんもたくさん。あっという間の、
寝かしつけを体験してみては?
3.がたん ごとん
「がたんごとん がたんごとん のせてくださーい」哺乳瓶が乗ります。
その次は、コップとスプーン。その次は、リンゴとバナナ。
その次は…
繰り返す、「がたんごとん」のリズムに、だんだんと気持ちよく眠り
に誘われます。
4.ちょっとだけ
お姉ちゃんになった、なっちゃん。
お母さんは、赤ちゃんのお世話で忙しそう。だから、なっちゃんは、髪を結ぶのも、牛乳を入れるのも、公園でブランコをこぐのも、
自分でやってみます。
そして、ちょっとだけ できました。
でも、お昼寝したくなってきた なっちゃんは、どうしてもお母さん
に甘えたくなってしまいます。
お母さんに「ちょっとだけ、だっこして……」というと、お母さんは
…
2人目が生まれたときに、上の子に寝かしつけの絵本として読み
聞かせました。
お兄ちゃん、お姉ちゃんになることで、頑張る子供の切なさと成長を
感じて、お母さんやお父さんが、つい涙してしまう作品です。
5.もうぬげない
お母さんに、お風呂に入ろうと言われて、服を脱ごうとしたら、途中
で脱げなくなっちゃった。
ふくが ひっかかって ぬげなくなって、もう どのくらいたった
のかしら。
このまま脱げなかったらどうなる?でも、脱げなくたって、何とか
なるんじゃない?もしかしたら、同じように脱げない子がほかにも
いるかも?
「ぬげない」をユーモアたっぷりに描く、とても楽しい絵本です。
6.ぜったいに おしちゃダメ?
「おとうさん、おかあさんへ、ボタンをおすと たいへんなことが
おこります。おこさまが ボタンをおさないように じゅうぶん
ちゅういしてください。」
なのに、登場したモンスターのラリーが、誘ってくる。
「おしたら いったい どうなるんだろう。」
「ちょっとだけ おしちゃいなよ。」「おしちゃおうか?」
「おしちゃおう!」
ラリーにせがまれて、ボタンを押すと…
幼稚園の読み聞かせでも、大好評。たくさん笑って、楽しくなって、
すっきり!さぁ、おやすみなさい!
7.きんぎょが にげた
丸くてかわいい「きんぎょ」が、金魚鉢から逃げちゃった。
きんぎょは、どこに逃げたかな?
お部屋の中に溶け込んで、隠れている「きんぎょ」を探そう。最後は…
やっぱり、お友達と一緒がいいね。
8.ぐりとぐら
お料理することと、食べることが大好きな、野ネズミのぐりとぐら。
ある日、森に出かけていくと、大きな大きな卵を見つけます。
玉子焼きにしようか、目玉焼きにしようか、
悩んだ末に、カステラを作ることにした、ぐりとぐら。
でも、卵は大きすぎて持って帰ることができません。
そこで、フライパンや材料を持ってきて、森で料理することに。
すると、カステラの甘い匂いに誘われて、やってきたのは森の動物たち。
明るくて、優しいぐりとぐらのお話しに、温かい気持ちになります。
9.おとうさんはウルトラマン
ぼくが 小さかったころ 人は、目に見えるものにとらわれ始め
それを追いかけるようになっていた
お金や物や地位や学歴……
しかしウルトラマンはちがった。ウルトラマンは、目に見えない
けれど 確かなものをいつも追いかけていた、勇気と希望を、優しさ
と思いやりを、そして愛を…。
ウルトラマンが大好きだったお父さんに向けられた、お父さんの絵本。
毎日、仕事で忙しくて、中々子供と触れ合う時間の取れないお父さん
は、どうしても子供たちにとっては、お母さんの次、という存在に
なりがち。
でも、お父さんはウルトラマン!家族のために頑張ってるんだ!
10.しろくまちゃんのほっとけーき
しろくまちゃんが、お母さんと一緒に、ホットケーキを作ります。
たまごを落としちゃったり、混ぜてるボールがくるくるして大変だったり。
ホットケーキをやくと、「ぽたぁん どろどろ ぴちぴち ぶつぶつ やけたかな まあだまだ」
フライパンの上で、変化していくホットケーキの様子が、わかりやすく書かれていて、
甘い香りが漂ってきそう。
こぐまちゃんと一緒においしくいただきます。
これを読んだら、明日は一緒にほっとけーきを、作りたくなっちゃうね。
まとめ
今まで、子供たち4人の寝かしつけでたくさんの絵本を読んできました。
「読んで。」と、長い本を持ってこられて、読んでいる間に自分が
眠くなってしまい、顔の上に本を落としたことも何度もあります。
子供たちは、とにかく本が大好き!
本の世界に夢中になります。
だからこそ、寝かしつけで絵本を読んであげると、満ち足りた気持ちで、
安心して眠りにつくことができるのでしょう。
いつもは、あまり子供たち一人一人に時間を割いてあげられないので、
毎晩1人1冊ずつ読んでいた時もありました。絵本を読んでいるとき
だけは、その本が読みたいと持ってきた子が、私の膝の上や、寝ている
私の隣を独占できる時間でした。
上の子は、すっかり大きくなり、今は読んであげる子は1人か2人だけ。
でも、親子にとって、とても大切な時間だったと感じています。
是非、寝る前のひと時に、「寝かしつけ」だけではなく、親子の時間
として、絵本を読む時間を楽しんでください。