初めて猫を飼うとき、わからないことが多すぎて不安ですよね。色々と買うべきものや飼う時の注意点があります。今回はそんなときのポイントや、注意するべきことをご紹介します。

check!!

スポンサーリンク

猫を飼うときに用意すべきもの一覧

まず最低限必要なものを揃えましょう。そのあと、猫によって、少しずつ買い足すのがおすすめです。初めに買っておいた方が良いのは以下の通りです。

・猫用トイレ

初めて猫を飼うとき用のトイレセットを買うのがおすすめ。トイレとトイレ用砂、トイレ用シートがセットになっていることが多いです。

・餌

  • 子猫用(生まれた直後〜1才まで)
  • 成人猫用(2才〜7才まで)
  • シニア猫用(8才〜14才まで)
  • 高齢猫用(15才〜)

餌のメーカーによって違いますが、猫の餌は年齢によってこのように分かれていることが多いです。簡単に分けるとこのようになりますが、飼う猫によって好みがあるので初回以降は猫の様子をみて選びましょう。野良猫などを飼うときは年齢が分からないことが多いので、病院で推定年齢を教えてもらうことができます。

・餌や水を入れるお皿類

ペット用のお皿が売っているので餌用と水用を購入しましょう。餌用は早食いを防止するものなど、いろいろな種類がありますので購入前に検討しましょう。

・猫用べット

寝るときは自分のべットで一緒に寝かせるのも良いのですが、猫専用のべットを準備してあげると良いでしょう。特にゲージを買わないで飼うときはべットを準備してあげることで安心できる自分の場所を作ってあげることができます。

・猫用ゲージ

そして特に注意して考える必要があるのがゲージです。ゲージが必要な場合はいくつかあります。

1. 子猫の場合

猫は繊細な生き物です。環境の変化によりストレスを感じやすく、子猫の場合は怖がって狭いところに隠れてしまい、出てこなくなってしまう場合もあります。初めに家に来たときにゲージの中に入れてあげることで、ゲージの中を安全な場所と認識します。

2. 猫の落ち着ける空間を作る

①と同様、新しい環境に来たことで、緊張して警戒心も強くなっています。また、猫は新しい環境で縄張り探しをするのでゲージを縄張りとして認識させてあげると安心して過ごすことができます。

3. 猫の飼育スペースを限定したい場合

猫の毛や臭いが気になる場合は大きめのゲージを買い、その中だけで飼育するということもできます。その場合は2〜3段のゲージを購入し、少しでものびのびできる環境を作ってあげましょう。

猫を飼うならまずは飼いやすさ!飼いやすくて人懐っこい品種とは?

あまり知られていませんが、犬の種類同様、猫も種類により性格が異なります。

  • 社交性のある猫
  • 寂しがりやな猫
  • 賢い猫
  • 好奇心旺盛な猫

など、猫の種類によって性格が違います。

今回は初心者の方でも飼いやすい猫の種類を紹介します。

・茶トラ

 

茶トラは日本の猫の中でもおなじみの猫ですよね。なぜおなじみの猫になったかというと、茶トラは人懐っこく、温厚な性格をしています。初めて会う他の猫や人間ともすぐに仲良くできます。なので私達の中でおなじみになったといえるでしょう。ですが寂しがりやという一面も強いため、家を多く空ける人が飼うのは少し大変かもしれません。

・キジトラ

キジトラは茶トラ同様の模様で少し濃い色の入った猫です。基本的性格は賢く、好奇心旺盛です。好奇心旺盛なので、人見知りも少なく環境の変化にも対応しやすいので、新しく家猫に迎いいれてもすぐに対応します。賢いのでしつけもしやすく、初めて猫を飼う人も飼いやすいというえるでしょう。ただ、食いしん坊という一面もあり肥満に注意する必要があります。

・白猫

白猫は毛並みや目の色がきれいで本当に見とれてしまいますよね。基本的性格は繊細で注意深く、怖がりな猫が多いと言われています。新しい環境に慣れるまでに時間のかかることもありますが、家でゆっくり猫とくつろぎたいという人にオススメです。注意点としては白い毛は汚れが付くやすく、こまめに毛並みのお手入れをしてあげる必要があります。

・黒猫

黒猫は全身が黒いため、印象的にはミステリアスで少し近づきにくいイメージがしますよね。ですがそのイメージとは裏腹に警戒心が薄く、人懐っこい性格をしています。外見のイメージとは裏腹に遊んであげるとすごく喜ぶのでそのギャップに取り憑かれてしまう人も多いはず。

また、空気を読んだり、飼い主の気持ちを察知して行動できるので、初めてでも飼いやすい猫といえます。ですが、まれに飼い主以外は懐かない猫もいますので自分以外の家族がいる場合は注意して見てあげるようにしましょう。

スポンサーリンク

大切な猫のために知っておいて!猫に必要なワクチンとその費用とは?

飼い猫に対して、ワクチンを打つ義務はありませんが、飼い始めるときに病院へ行き打ってもらうのが一般的です。近くの動物病院で受けることがでます。ワクチンは外猫でも家猫でも受ける必要があり、色々な種類がありますので今回は打っておいたほうがいいワクチンを紹介します。

初めは生後2〜3ヶ月のときに行くのがいいでしょう。猫に打つワクチンは混合ワクチンという、いくつかの感染症を予防するためのワクチンです。

・3種混合ワクチン

家猫に向いているワクチンです。

  • 猫ウイルス性鼻気管炎
  • 猫カリシウイルス感染症
  • 猫汎白血球減少症

の3種類を予防します。費用は病院により少し前後しますが3000円〜5000円ほどです。

・4種混合ワクチン/5種混合ワクチン

3種混合ワクチンに猫白血病ウイルス感染症の予防を加えたものが4種混合ワクチン、さらに猫免疫不全ウイルス感染症を加えたのが5種混合ワクチンです。外猫や、他の猫と接する可能性のある多頭飼の場合は4種か5種のワクチンを打ってもらうようにしましょう。

ワクチンは1年に1回受けることが推奨されています。病気の治療を行うわけではありませんので、保険が効きません。ですが、猫が健康で過ごせるようにできる限りワクチンを打ったほうがいいでしょう。

まとめ

猫は私達と同じように1つの命です。

飼うと決めたその猫が年老いて亡くなるまで、または病気になって苦しんだとしても看取る覚悟で迎かえ入れることを決めてください。家族と同じような気持ちで、大切に、責任を持って育てることが何より大切です。

ときには費用がかさむときもありますが私達が疲れたとき、落ち込んだときに癒やしてくれるその力は絶大です。ぜひ、正しい知識を持ち育ててあげるようにしましょう。

スポンサーリンク

Twitterでフォローしよう

この記事を読んだ人がよく読む記事