「ちゃんとお世話するからペット飼って!」そんなお願いを、
親なら一度は子供さんからねだられた経験はあるのではないでしょうか。
そんな方でも犬・猫に続くメジャーなペットとして
選ばれているハムスターは、比較的世話もしやすく、
購入費・維持費も犬・猫程はかからないハムスターにしよう!
そう思われているペット初心者の方、ちょっと待ってください!
実際飼うとなると品種によって人になつきやすい、
なつきにくい子っているんですよ…
回し車も、静かなものを買っておかないと、
ハムスターは夜行性なので夜中は静かなものをおすすめします!
飼うならなついてくれる子がいい!
静かで自分が飼うハムスターに合った回し車が欲しい!
そう思われている方のために、今回は以下の2つに要点を絞って紹介させていただきます。
- 初心者におすすめのハムスターのなつく種類はこれ!
- ハムスターの回し車は静かなものがおすすめ!
あなたの家族と相性の良い子を迎えて快適に過ごせるように、
ハムスター飼育経験がある私にお手伝いさせてください!
check!!
初心者にお勧めのハムスターのなつく種類はこれ!
ハムスターの種類は24種類。
品種改良された子たちを入れると、もう少し多いですが、
輸入規制などの関係により、日本で購入できる一般的なハムスターは
ホームセンターやペットショップで見かける以下の6種類ほどでしょう。
- ゴールデンハムスター
- ジャンガリアンハムスター
- ロボロフスキーハムスター
- キャンベルハムスター
- チャイニーズハムスター
- キンクマハムスター
この6種類は可愛い・懐きやすいといった点で
人気があるハムスターたちです。
価格は品種や希少性により違いますが、
約1,000円~4,000円程。
安ければ1,000円以下で、
ペットショップでの購入が一般的です。
最近では通信販売で購入することもできるようですが、
移動の最中に弱ってしまう・その子の性格や気性を見ることができない
デメリットを考えれば、直接ホームセンターやペットショップに行き、
自分の目で見て決める事をおすすめします!
ちなみに、見に行かれるなら夕方の時間帯がよいですよ!
ハムスターは夜行性なので、昼間は大抵眠っていることが多く、
様子を見に行っても参考にはならないでしょう。
初心者でも飼いやすく、懐いてくれる子はどの子?
種類
・ゴールデンハムスター
- 体重は150~200g程と、やや大きい。
キンクマはゴールデンと同等、もしくはやや大きめ。
- 白地に茶色模様がノーマル、と言われる最もポピュラーな色ですが、
他にも前進アプリコット色の「キンクマ」
白地に黒いぶち模様のある「ダルメシアン」
三毛猫のような模様の「トリコロール」も人気
性格はのんびり屋で人になつきやすいので、
初心者でも飼いやすくてなつきやすいハムスターです。
飼い主をほとんど噛むことがないのも、特徴の一つです。
・ジャンガリアンハムスター
体重40gと小さく、コロコロとした丸いフォルム
- ゴールデンに次いで人気がある品種
- おとなしく、人慣れている(人を怖がったりしない)
- 茶色が飼った体に黒の一本船があるのがノーマルカラー。
全体的に白い「パールホワイト」青みがかった
グレーの体毛を持つ「ブルーサファイア」の2色も一般
- 毛色は複数種類があり、比較的人になつきやすいですが、個体差により、気性の激しさ違う
- 噛み癖がありますので、ケージから出して触れ合う際には注意が必要
ジャンガリアンも、性格はおとなしくて人を怖がったりしないので、飼いやすいハムスターです。
・ロボロフスキーハムスター
- 大人になっても体調7~10㎝程、体重も15~30gと子供のような大きさ
- ハムスターの中でも最も小さなハムスター、と言われている
- 他のハムスターと比べて、とても気が弱くて臆病
- 警戒心が強いため、人にはなつきにくい
- 気温に敏感なので四季を問わず、快適な温度を保つ必要がある
警戒心が強く、慣れるまでに時間がかかり、飼育環境を一定温度に
保たなくてはならないので、初心者の方が飼うには、少々手のかかる子かもしれません。
・キャンベルハムスター
- ヨーロッパやアメリカでは、キャンベルハムスターが一般的に飼われている
- ジャンガリアンハムスターの亜種で、見た目もそっくり
- 背中の線がはっきりしており、耳の先が大きくとがっているのが特徴的
- ジャンガリアン同様に、毛色も複数種類があります
- 性格は気が強い一方、臆病な面もあり、ふとした瞬間に噛まれる可能性がある
ロボロフスキー同様、人になつきにくいハムスターですが、
根気よく信頼関係を築いて行けば手からエサを食べるなど、ふれあいは可能です。
・チャイニーズハムスター
- 他のハムスターと比べて体や顔が細く尻尾も長いため、
どちらかといえばネズミに近い外見をしているのが特徴的 - おとなしくて穏やかな性格をしており、人にも良くなつくので、比較的飼いやすい品種
- とても運動神経がよく、バランス感覚に優れている
- 脱走したり、高いところからの落下には注意が必要
ゴールデン・ジャンガリアンに次いで、人になつきやすい人気のハムスターです。
このように種類によって性格は違い、なつきやすさも違います。
〇穏やかで、なつきやすい
ゴールデン / ジャンガリアン / チャイニーズ / キンクマ
〇警戒心が強く、なつきにくい
ロボロフスキー / キャンベル
基本的にハムスターは小さく、臆病な子が多いといえます。
飼育環境でストレスを与えると、温厚な品種であっても
凶暴化する可能性は大きいため、十分気を付けてくださいね。
私も経験があるのですが、かじられると次に触れるときには
怖さが勝ってしまい、ためらってしまうんですよね…
甘噛みされたとしても「かじられないかな?」とびくびくしました。
子どもさんならなおさら、痛い思いをした後では
触れる事に、恐怖やためらいを感じてしまう事でしょう。
なので、家族選びは慎重に!
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初心者の方なら、やはり人慣れしている子から飼い始めるのをおすすめします!
まずは1匹から飼ってみましょう♪
小さくて初期費用があまりかからないハムスターですが、
初心者の方ならまずオス・メスどちらか1匹を飼われるとよいでしょう。
慣れていないうちに2匹飼うと、当然飼育道具もエサ代も
病気になった時の病院代も2倍に!
経済的にも負担が大きくなるので、
購入の際はしっかり検討されることをおすすめします。
ちなみに!私はこのエサを使ってます!
それでも2匹飼いたい!と思われるのでしたら、
同性・異性問わず、ケージは必ず別々にしてあげてくださいね。
ハムスターは縄張り意識の強い生き物です。
親子であっても血を流す程の大喧嘩をすることも…最悪、
相手を殺してしまうなんて事にも!
なので、
お互いにストレスが溜まらぬよう、ケージは分けてあげましょう。
ハムスターの回し車は静かなものがお勧め!
ハムスターを飼うならば、ケージはもちろん重要なのですが、
その中に入れる小物を抜いてはいけませんよ!
特に回し車を回す音は夜静まり返った部屋に意外と響いてくるんです!
私も小学生時分にハムスターを飼っていたため経験があるのですが、
当初は聞きなれない音に「泥棒!」「お化け?」とびくびくしていた記憶があります。
結局、音の原因はハムスターが元気に回し車をガンガン回していただけだったのですが、
慣れるまではやはり聞きなれない音は気になるもの。
神経質な方なら「眠れない!」なんて事にもなりかねません!
昔は一番騒音を出していた回し車も、今では騒音がおさえられた
サイレントタイプのものが出ていますので、いくつかご紹介させていただきます。
サイズSなら小型~普通、Mサイズは50gを超える大柄な子用
長 所:静か
ハムスターのペースで止まることができる、飛ばされない
短 所:台座を取り付ける際壊れやすい
ホイールが洗いにくいので、
サイレント15が普通サイズ、17サイズが45g以上の大きい子用
長 所:台座事丸洗いやすい
静か
短 所:サイズが合わないとハムスターが止まれなかったり、飛ばされたりする
ホイールに対して台座が小さいため、床置きすると不安定
中にはクルクルの台座にサイレントを取り付ける、
という上級者もいらっしゃいますが、サイズが合わない場合もあり、
安全性は保障できないため、初心者の方が挑戦するには注意が必要です。
回し車は基本、ハムスターの体格より一回り程大きいものが良く、
ゴールデンなどの大きい体のハムスターなら、サイレント21かそれ以上のサイズ。
ジャンガリアンなどのドワーフ(小型)ハムスターなら、
クルクルS・サイレント15・17ぐらいを目安に購入を検討されるのがよいでしょう。
- 音がうるさい
いくら騒音が抑えられる道具とはいえ、残念ながら全くの
無音というわけではありません。
また、正しく装着していなければ、
やはり音が出てしまって意味がないんです!
私から2つアドバイスさせて頂きますので、
静かな回し車を買ったはずなのに煩い!と言われる際には、
対策を取ってみてくださいね。
- 回し車を固定する
安定性が悪いと回し車自体が揺れてケージにあたり、
音を出してしまいます。
壁に固定するタイプなら、留め具が壁にピッタリと
固定されているか確認してみましょう。
固定できない際の対策としては2つ。
- 回し車の裏・土台部分をマジックテープ・両面テープで床に固定させる
- 木材などを下に厚く敷いて、ケージの底より高さを出す
この方法である程度の音は軽減できますので、お試しあれ!
- 軸がぶれていないか、滑りは悪くなっていないかチェックする
軸がゆがんでいれば、一度外してから組み直すことで、
音が出なくなりますよ。
また、軸がこすれて音を出している場合もあるので、
食用油を使用し回転をよくさせましょう。
ただし、シリコンスプレーなどの工業用油は、
ハムスターが舐めたときに危険ですので、控えておくのが無難です。
まとめ
初心者の方でも飼いやすいハムスターは、
ゴールデン・キンクマ・ジャンガリアンがおすすめです!
また、おすすめの静かな回し車と、音がうるさい場合の対策についても
紹介させて頂ましたので、気になった際は参考にしてみてくださいね。
新しく家族が増えるって、とてもワクワクして楽しくなるものですよね!
できればハムスターの飼育に関する参考書を沢山読んで、
ホームセンターやペットショップを回り、
その子の状態や性格、あなたとの相性を確認してから迎えてあげてくださいね!