お子さんから質問されるかもしれませんので、まずはじめに七夕についてお話します。
7月7日色々な色の短冊に願いごとを書いて、笹につるす行事のことです。その由来は、諸説ありますが、昔女性が着物を織り棚にそなえ、秋の豊作を祈っていたそうです。
その女性を「棚機女(たなばたつめ)と呼び、着物を織る織り機が「棚機(たなばた)」だったことから七夕になったとされています。その行事が、織姫と彦星の話と組み合わさりできた物語です。
良くプラネタリュウムでこの時期の星座、琴座のベガと呼ばれる星は、織姫、鷲(わし)座のアルタイルと呼ばれる星は、彦星とききます。このふたつの星は、7月7日天の川を西側と東側から輝き、中国で再会の日として、七夕の物語は、作られたそうです。
つぎに、七夕の物語のあらすじはをご紹介します。
天の川の西側に機織りが上手な織姫が住んでいました。彼女の父の天帝は、東側に住む働き者の牛使いの彦星との結婚を望み、二人は、結婚しました。彼らは、とても仲が良く、二人で過ごしてばかりで働かなくなりました。
そのことに、天帝が、怒り、二人を引き離しました。すると、今度は、嘆き悲しんでばかりで、仕事をしなくなりました。困った父天帝は、七夕の夜に二人を年に一度会わせることにしたのです。そして、二人のように願い事がかないますようにと短冊を飾るようになったといいます。
昔から、笹や竹は、まっすぐ育つため、不思議な力ありとても神聖な植物とされています。笹や竹を川や海に流す習慣には、けがれを取ってもらうという意味があるそうです。
それでは、悩まず簡単に折り紙で作れる七夕の飾り、天の川、織姫、彦星、笹づり、短冊、星、提灯を紹介したいと思います。
check!!
5歳でも簡単な七夕飾り!折り紙一枚でできる工作6選!
まずは、天の川から。
①15cm四方のいろ紙を用意し、半分に折り、再び半分に折って長方形にします。
②ハサミを使っていろ紙を端から垂直に10mm間隔で切り込み、
③いろ紙を開きゆっくり丁寧に、縦に、上下に引っ張れば、天の川の完成です。
次に織姫と彦星です。
①いろ紙を図のように三角形に折り
②一度いろ紙を開き、下の部分を三角形に折ります。
③半分に折り三角形を作ります。
④左右の端を真ん中の線に沿って折り、顔をかきます。
次に織姫も①~③まで折り、
④いろ紙を裏返し、
⑤のとおり折ります。
⑥⑤で折り込んだところを反対側に折ります。上の一枚を左に折り返し。もう一度裏返し顔を描きます。
笹づり
①7.5mmのいろ紙を三角形に折ります。
②黄色い線のように、三角形が三分の一のところ、両端を真ん中に向かっております。
③黄色の線に沿っております。もう一度同じように折ります。
④黄色い線にそっており
⑤裏返し出来上がり。
⑥これを6個作りのりてつなぎ合わせます。
短冊
①15cmのいろ紙を半分の大きさに。
②の右から10mmくらいを10mmまで縦に切り込みを入れます。
③切った部分を裏側へ持ち上げればおわり。
①15cmのいろ紙で四角形に2回折ります。
②一度開いて裏返し三角形を二回折り折目をつけます。
③折り目にそってたたみます。
④上下を引っくりかえし、上の紙の端真ん中に向かっております。
⑤反対側も同じように折ります。
⑥図と同じように★印と★印を合わせ、同じように反対側も合わせます。
⑦折り目にそって、たたみます。
⑧端の長辺を真ん中に向かっております。
⑨⑦の★印の位置にあった先端を外側に引っ張りだします。
⑩反対側も同じです。
⑪上の紙を下に向かって開き、その部分の折り目を折りたたんで裏返せば星になります。
次に提灯
①15cmいろ紙を半分におり、
②黄色い線のように、山折り側から1cm幅をハサミで切り込みを入れます。
③いろ紙を開き、赤い★印と赤い★印、青い★印と青い印★を重ねのりづけします。糸でひもをつけます。
まずは七夕飾りの種類を知って簡単なものから始めよう!
ここでは、図で示した作り方をご紹介します。じゅうじき吹き流しは、いろ紙を折り、ハサミで切れ目を入れ、のりで合わせるだけなので、簡単です。
短冊もいろ紙を折って、ハサミで切り、穴をあけ、吊るすための紐をとおせば出来上がりです。笹つづりを付ける笹の枝、笹綴りは、本物の竹の枝があれば、作る必要はないと思いますが、作り方を用意しました。
星(いちまいぼし)は、裏返す課程に注意して、丁寧にゆっくり作った方が良いと思います。七夕には、天の川、織姫と彦星(けんぎゅう)は、つきものなので、ぜひ作ってみてください。
七夕飾りは折り紙一つでできる!不器用な子供でもできるオススメ飾り
不器用な子供でも、簡単に作れる飾りは、天の川、提灯、吹き流しですね。そのほかここでは、菱かざりと貝飾りをご紹介します。
- 15cmいろ紙を、半分に折ります。
- 黄色い線のように真ん中を、への字を描くように切り込みをいれていきます。
- いろ紙を開き、色紙を表に向け、ひとつづづ開いてゆきます。
①15cmのいろ紙を半分に折り
②ハサミで端から垂直に10mm間隔で切り込みを入れ、
③いろ紙を開き、対角線上の角と角(赤い星印)を丸めてのりづけします。
まとめ
簡単に折り紙で作れる七夕の飾りでした。かわいい飾りができると思います。七夕の物語をイメージしながら、気負わず楽しみながら、お子さんと、ゆっくり作りましょう。
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