新しい生活を始めるあたって、借りる物件を探し見つけ、実際に部屋を見学、あるいは、ネットで部屋の状況を確認する作業は、夢が膨らみ楽しいですね。新生活には、家財道具を揃えますが、最近の物件は、洗濯機、冷蔵庫、ベッドまでついて家賃が設定されているところもあります。
引っ越しでやらなければならないことは、結構あるものです。また、荷造りとなると「どこから手をつけたらいいか分らない」と苦手な方が多いのではないでしょうか?引っ越業者に荷造りを頼むと、高額になってしまいます。段ボールは、スーパーの空き箱、ドラックストア、ホームセンターなどを活用し、無料で調達し、できるだけ自分の手で荷造りするのが、経済的です。
実家から近ければ、家族に頼んで荷物を運ぶこともできますが、そういうわけにもいきませんね。学生の頃には、段ボールを貰ってきて、荷物をつめ、赤帽さんに頼んでこじんまりとした引っ越しを経験しました。とても安くてこちらでは、引っ越し準備のコツをご紹介したいと思います。
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引っ越し準備が進まない…そんな人がまずやるべき3つのコト!
賃貸物件が決まり、契約を済ませたら、引っ越し準備は、引っ越しの1カ月前から始めると余裕をもって行うことができます。まず、新居のお掃除から、始めましょう。電気がまだ使用できない場合は、雑巾やクリックルワイパーなどで行うと簡単です。どうせ引っ越し荷物で埋まってしまうからと後回しにせずに、キレイにするとそれだけで気分も良くなりますよ。
掃除が澄んだら、引っ越し先の電気、ガス、水道の連絡先、カーテンのサイズ、収納、ごみ出しの曜日などをチェックします。収納の大きさによって運べる荷物を選びましょう。荷物の量が決まったら、いよいよ引っ越し業者に見積もりを依頼します。
1.引っ越しの手配
引っ越し業者を決め、見積もりをする時は、ネットで無料見積りがおすすめです。この時に引っ越し希望日に空きがあるか確認、決まったら、引っ越しの手配を行い、引っ越し日を決めます。段ボールや梱包材を引っ越し業者に依頼し、自宅に届けてもらう日を決めます。段ボールは、できるだけ自分で調達しましょう。
2.荷造りと梱包の作業
段ボール、新聞紙、ガムテープ、ビニール袋、はさみなどを準備し、すぐに使わないものから、段ボールにつめます。梱包材は、新聞紙で代用し、スキマを埋めましょう。段ボール箱には、入っているものが分るようにマジックでしっかり内容を記載しておきましょう。
液体もののシャンプーなどは、段ボールの中にビニール袋を広げて、ふたをきっちりしめてつめると安心です。業者に頼むと段ボールの大きさは、大・中・小に分かれていますので、その点は、注意して物を入れましょう。テーブルなど大きなものは、引っ越し業者に伝えると毛布などで包んでくれます。
本などの重たいものは、小さな段ボールにつめて引っ越しで運んでくれる方に配慮しましょう。掃除道具は、すぐに取り出せるところにしまうことをおすすめします。パソコンなど梱包は、引っ越し業者に頼む方が良いでしょう。また、実家から引っ越す場合は、ごみなどの処分を家族にお願いすることができますね。引っ越し先でのごみ出しは、曜日を確認しておきましょう。分別ごみなど色々細かい出し方がそれぞれの地域で異なりますので、注意が必要です。
3.転居の手続き
郵便局への住所変更の連絡、郵便物の転送手続きを行います。町村への転居届の提出、引っ越し先へは、引っ越した日から14日以内に転入届を提出をします。期日がありますので、注意が必要です。また、 本人確認書類として、運転免許証、パスポート、その他、印鑑、新住所のわかるもの、保険証が必要となりますので、持参することを忘れずに。
転入届は、引っ越し1週間前までに済ましておくと楽ですね。引っ越し業者からは、2日前には、確認の連絡があります。これらの点を踏まえて、効率よく、引っ越し準備を進めることをおすすめします。
荷造りするだけじゃない!引っ越し前後に必要な手続きリスト
引っ越し先では、管理人、向こう3軒両隣りにご挨拶するので、そのために引っ越し蕎麦やタオル、洗剤などを用意しておきましょう。人間関係が稀薄だと思われがちの一人暮らしですが、後々のことを考えると大切なマナーだと気づくと思います。
こちらでは、引っ越しする際に必要なその他の手続きをリストでご紹介します。
1.電気の開始手続き
電力会社に新居の電気使用開始の連絡をする。
2.ガスの使用開始の手続き
ガスの開栓は、住人立会いの下で係員が作業しますので、早めに連絡しましょう。
電気とガスの自由化でどちらも同じところと契約すれば、手続きは一度で済ませることができます。
3.水道の手続き
水道局へ連絡します。
4.携帯電話の住所変更
携帯会社やインターネット上で手続きを済ませます。
固定電話がある場合は、通信会社に手続きを行います。同一市区町村内での引っ越しであれば、同じ番号を使用することができます。
5.クレジットカード会社への住所変更
電話やインターネットで手続きをします。
6.銀行の住所変更、口座開設
7.印鑑登録(必要な場合)市役所など。
8.運転免許証の住所変更 警察(引っ越し先)
9.インターネットの回線など住所変更、解約、契約
インターネット回線提供会社とプロバイダーの提供会社に連絡します。
10.配送サービスなどの住所変更
ネット通販などの定期配送を依頼している場合。
11.保険の住所変更
そのほか、テレビ(NHK、衛星放送、ケーブルテレビ)の住所変更、新聞の住所変更など必要な方は、手続きを行います。
引っ越し業者への支払いは、見積もりをしてもらった後に、振り込みするとスムーズに進みます。引っ越しする日に手渡しする時は、作業開始前に支払います。当日に何かあった場合を考え、余分な現金を用意しておくと安心です。
敷金を節約するためには、新居をきれいに使用することが重要ですので、その点は心がけて新生活をはじめてください。国土交通省が平成10年に「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」にて原状回復費用負担のあり方について作成しています。賃貸契約書に記載がありますので、ご確認ください。
まとめ
- 引っ越し業者を手配する。
- 荷造りをする。
- 新居の掃除やライフラインの確認。
- 各種手続きをする。
- ライフラインの使用開始。
- 引っ越しする。
このような流れで、引っ越しすることをおすすめします。
スムーズに段取り良く引っ越しをしましょう。