皆さんこんにちは。初めての育児に奮闘するママさんたち、お疲れさまです。初めての出産、初めての育児…本当に大変ですよね。
ただでさえ大変なのに、病院でこんなこと言われたことありませんか?
お子さんは黄疸が強いですね。
黄疸ってなにか、ご存知ですか?あまり聞き慣れない言葉ですので、不安になるかと思います。
今回はそんなお母さんに向けて赤ちゃんの黄疸の原因について、説明していこうかと思います。
赤ちゃんの黄疸の原因とその対処法について、知りたい方はぜひご一読ください。
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みんな黄疸はあるみたいだけど…新生児の黄疸はいつまで出るの?
・赤ちゃんの黄疸の原因について
そもそも黄疸とは皮膚が黄色くなることを指します。
そしてすべての赤ちゃんによく見られる現象ですが、その中には治療が必要な場合もあります。
なぜ黄色くなるのか、ということですがビリルビンという物質が関係しています。
ビリルビンとは血液中に多くあると皮膚が黄色くみえる物質のことです。
ビリルビンは赤血球中に含まれる物質の一つであり、赤血球が壊れると出てきます。
出てくると肝臓に運ばれ、それから腸へ運ばれます。そこで多くのビリルビンは吸収され、それ以外は便として体外に排出されます。
赤ちゃんは血液が濃く、赤血球の数が多いです。そしてその寿命は大人よりも短くすぐに壊れてしまうのです。
またお腹にいる間は、赤ちゃんはうんちを出せません。余ったビリルビンはお母さんの血液に送り、捨てています。
このためお腹にいるときは一回腸に出したビリルビンの大部分を再吸収しやすくなっているのです。
この仕組みが生まれた直後は残っているために、血液中のビリルビンは増えやすくなります。
・黄疸の対処法について
母乳が不足すると水分不足となります。
そうすると便の回数が減り、その分便として排出するはずのビリルビンも出すことができず体内に留まってしまいます。
この状態をにならないためには赤ちゃんが十分な量の母乳を継続して飲み続ける必要があります。
母乳をしっかり飲めるようになると、多くの場合で黄疸は緩和されると考えられます。
では自然な黄疸とはどれくらいで現れて、どれくらいで消えていくのでしょうか。
前述した理由により赤ちゃんは黄疸になりやすいです。しかし生後4〜5日間を目安として自然によくなっていきます。
1週間ほどするとほとんどがよくなるケースが多いです。そのためそれ以上に黄疸が長引く場合は診察へ行ったほうが良いかもしれません。
また前述した生理的黄疸だけではなく母乳性黄疸が見られるケースもあります。これは母乳を飲んでいる新生児の2/3以上にみられるものです。
生後5~7日頃からはじまり、2~3週間(もしくはそれ以上)継続することもあります。母乳を中止する必要はないそうですが、2週間以上続く場合は医療機関に相談をしてみてくださいね。
また考えたくはないですが、これ以外の病的な理由による黄疸のポイントとしては以下があげられます。
- 生後1日以内に黄疸が現れる
- 反応が薄い
- 哺乳ができない
- うんちの色が白っぽい、発熱等がある
以上の症状がある場合は、早めに医療機関へ受診をしてくださいね。
黄疸が出てるか心配…新生児に出る黄疸の症状とは?
では赤ちゃんに起こる黄疸の症状とはどんなものなのでしょうか。
代表的なものでわかりやすいものは白目が黄色っぽくなることです。黄疸という名前の通りですね。皮膚も黄色くなるのですが、一番わかりやすく医療者が必ずチェックするのは白目が黄色っぽく見えないかどうかです。
また黄色が強く出ることもあれば赤みを伴っているなど個人差はもちろんあります。また、黄疸により尿の色も変わることもあります。
また黄疸は顔から始まるとも言われています。症状の進行とともに胸、おなか、ふともも、脚先へと進んでいきます。足裏が黄色くなっているとかなりピークということですね。前述したように適度な日数が経っても黄染が引かない場合は、医療機関へ相談をしましょう。
まとめ
いかがでしたか?
初めてのことでお母さんは黄疸と聞いてびっくりしてしまうかもしれません。しかしそのほとんどは自然に起こることです。そのため必要以上の心配はいりません。
ただ、いくらまっても黄疸がひかないケースは一定数存在していますのでもし少しでもおかしいなと感じたら医療機関へ早めに相談をしましょう。
また母乳をしっかり飲むことも黄疸の予防になりますので、お母さんもストレスを貯めず神経質になりすぎないことも重要です。