皆さん知育玩具をご存知でしょうか?
知育玩具とは、子どもが持つ好奇心・遊びに対する興味を刺激することで、
知能の発達や心の成長を促す目的で作られたおもちゃの事です。
知育とは、読み書きなどの「学習能力」のことではなく、
「思考」「判断力」「発想力」などといった
「知的能力」を育てることを言います。
知育玩具は「考える」「表現する」などの
論理的な思考と「感じる」などの感覚的思考を刺激し、
発達を促すことが期待されています。
現在、知育玩具は多数存在しています。
知育玩具は、子どもひとりひとりの成長ペースに合わせて
用意できるのが特徴です。
check!!
頭と一緒に手先も鍛える!知育のための積み木遊び
知育に適したおもちゃは、昔懐かしい
積み木です。
積み木遊びによって、子どもは、五感を使い、
楽しみながら学ぶことができます。
単純なつくりだからこそ、遊び方も楽しみ方も
子どもの数だけありますね。
積み木によってどんな知育効果があるのかまとめました。
- 想像力
- 創造力
- 表現力
- 手先の器用さ
- バランス感覚
- 集中力
- 思考力
- 空間認識能力
- 達成感
知育にも良い積み木ですが、大きさや素材がいろいろあり、
迷う方も多いでしょう。
選ぶ時にチェックすべきポイントは、
色・形・サイズ・素材です。
色
「カラフルなもの」と「白木(色がついていない木目のもの)」の
2種類あります。
「カラフルなもの」は小さい子どもや赤ちゃんにおすすめです。
積み上げた時や遊んでいる時に色が目印になり、
学ぶことができます。
「白木」は色がない分、自由に色を想像する、
つまり、色にとらわれず、より想像力を伸ばすことができます。
形・サイズ
形やサイズは、赤ちゃん向け、年中・年長さん向け、
小学生向けがあり、大きさも難易度も大きく異なります。
子供の年齢により、手の大きさや手先の器用さも違いますので、
掴みやすい大きさや対象年齢をチェックして、
お子さんに合った適正なサイズを選びましょう。
素材
小さい赤ちゃんは口に入れることもあり、
素材も重要なポイントになります。
名前の通り木でできたものが主流ですが、
コルクやお米などの素材でできたものもあります。
木
作られた木の種類によって違いがあります。
一般的にはブナ、他にもナラ、トチ、ホオなどが
多く使われています。
湿度の高さにも順応するので長持ちしやすく、
インテリア性も高いです。
お米
口に入れても害がなく、1歳未満の赤ちゃんでも
安心して遊ばせられます。
形も、角がなく安全性も高く人気です。
コルク
木製やプラスチック製に比べてコルクは軽いので、
高く積みあげたら、崩して遊ぶのが好き…というヤンチャな
お子さんにも安全です。
また、コルクの積み木は弾力があって掴みやすく、
滑りにくいです。
布・ゴム
月齢の小さな赤ちゃんには布やゴムを使った
柔らかい素材の積み木がおすすめです。
投げたりぶつかったりしてもケガをする
心配はありません。
また、水洗いができるものも多く、
衛生的に使えるのところも魅力のひとつです。
参考元https://smarby.jp/articles/84814
楽しみながら勉強する!知育のためのカードゲーム
日本では、カードゲームというとトランプやかるたが有名ですね。
最近では海外発の人気カードゲームも増え、小さな子どもから大人まで
楽しめるものがたくさん発売されています。
手軽に遊びながら学べるカードゲームは
どんな知育効果があるのか調べました。
- 指先の器用さ
- コミュニケーション能力
- 忍耐力
- 自制心
- 協調性
- 観察力
- 倫理的思考
- 問題解決能力
- 達成感
カードゲームの紙をめくるという行為はゲームを
通して紙をめくる動作を何度も繰り返し、
指先が器用になると言われています。
また、簡単なルールのゲームから、ことばや
カードを記憶したり、流れを推理したりと
ゲームで頭を使い、ルールを学ぶことから、
知育に良いといえます。
楽しくあそびながら勝つために考えることや、
ゲームを進めてコミュニケーションする能力の
発達などの大きな効果があります。
では、子どもは何歳ごろにどのようなカードゲームが
ピッタリなのでしょうか?
3歳から小学生までの年齢ごとにゲームを
ご紹介します。
3~4歳
色や形を見分けるなどのシンプルなルールの
カードゲームがおすすめです。
最初のうちはお父さん・お母さんが少し手伝いながら
一緒にゲームをしてカードゲームの楽しさを学ばせます。
5~6歳
この年齢になると、手先も器用になり、ルールも
しっかり理解できる子どもが増え、先のことを
予測したり、かけ引きをしながら、
プレイができるようになります。
スピードを競うようなゲームや、ルールが
いくつかあるなどのカードゲームが盛り上がるでしょう。
小学生
ルールが複雑なカードゲームも遊べるようになったら、
本格的なゲームに挑戦するのもおすすめです。
この頃になると、一度ルールを覚えさえすれば、
大人が不在でも子どもだけでゲームを楽しむことが
できるようになってきます。
まとめ
知育玩具を使うと、楽しく遊びながらも、
指先などのからだの動かし方、記憶力や思考は
もちろんコミュニケーション能力など幅広く
学ぶことができます。
もちろんそれぞれの個性、「好き・嫌い」、
「向き・不向き」などがあります。
嫌がったり興味を示したり、どちらにしても
無理強いすることは止めましょう。
そのお子さんに合った知育玩具が見つかると良いですね!
ぜひ、日常の遊びの中に取り入れてみてください。