皆さんこんにちは。なんだか毎年毎年だんだんと夏が暑くなってきているような気がします。
そのためなのか年々熱中症となる人も増えてきているんです。せっかくの夏を病気になって過ごしたらもったいないですよね。
特にお子さんがいらっしゃる方は外遊びをする際は心配かと思います。
そこで今回はかんたんな熱中症対策をご紹介します。そして今年の夏をみんなで乗り越えようと思います。
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まずは相手を知ってから…そもそも熱中症とはどんな病気?
そもそも熱中症とはどんな状態なのかご存知ですか?
まずは具体的にどんな病気なのか、どんな症状なのかを知らなければ予防はできません。
そこでこちらでは熱中症とはどんな病気なのかご紹介していこうと思います。
・熱中症とは
体温が上がりすぎてしまうことで体内の水分や塩分のバランスを崩すこと、体温の調節機能が働かくなる、このような状態になることで異常な体温の上昇やめまい、けいれん、頭痛などのさまざまな症状を起こす病気のことを指します。
通常人間は汗をかいたりすることで体内の熱を外に逃がすことができます。しかし高気温の場所にずっといるなどすると熱が逃げにくくなるのです。体内の血液の流れが悪くなり、体に熱が溜まっていくことで熱中症を発症するという仕組みです。
・どのような場所でなりやすいのか
高温、多湿で風が通りにくいところです。また直射日光に当たり続けたりすることでも熱がどんどん体内にたまるのでなりやすいです。
具体的には体育館の中、一般家庭の風呂場、外の運動場や気密性の高いビルやマンションの最上階などです。
・どのような人がなりやすいのか
脱水状態にある人、高齢者や乳幼児、肥満の人、普段から運動することに慣れていない人、暑さに慣れていない人などがあげられます。また過度に衣服を着ていたり、体調が悪かったりしてもなりやすいです。
・熱中症の対策とは?
そしてもし、あれ?熱中症かな?、体調がよくなさそう…となったときはどのように対処すればよいのか、その場でできることはなにかあるのか、ご紹介していきます。
①まずは涼しいところへ避難
外にいるのであれば涼しい室内へ避難します。直射日光を避けられ、適度にクーラーがきいている室内で休ませます。
②服をゆるめ、体を冷やす
首元を緩める、ズボンのホックを外すなどして服を緩めます。そして首まわりや脇のした、両足の付け根を冷やします。冷やすものは氷があったら良いですが、何もない場合は自販機でペットボトルの飲み物などを購入して冷やすでも良いです。
③水分を取る
本人が飲めそうであれば水分を取ります。できればポカリスエットやos1などの電解質を補充してくれる飲み物が良いですが、なければ水だけでも良いです。意識がもうろうとしていたり、返答がなんだかおかしいなどいつもと違う様子があるならば無理やり水分を取らせようとするのはやめてください。間違って気道にはいる場合があります。
④病院へ運ぶ
前述したような意識がおかしい場合、呼んでも返答がなくなってきたなどの場合はすぐに医療機関を受診してください。このような場合はもう軽度ではなく重症の熱中症となりますので、病院での処置が必要です。
子どもが我慢しないために…辛くなったら休むことをしっかり教えよう!
それでは熱中症にならないためにはどうしたらよいのでしょうか。もしお子さんがいる場合はどのように声をかけたらいいのかご提案します。
まず前提となるのは適度に休ませるということです。子供は遊んでいると体調不良に気が付かなかったりしますし、うまく体調が良くないと訴えることができません。
そのために普段から子供の様子をよく観察し、あれいつもと違って元気がないなとかいつもはこうなのに…というポイントを見つけておく必要があります。
そして休むことですが、遊び足りなくてグズグズしてしまったりイヤイヤされてしまったりなど、どうしたらいいのかわからないときもありますよね。
子供がまだ小さくて熱中症というワードを使っても理解できないかも…
そのように思うかもしれませんが、まずは落ち着いて説明をしてみましょう。一方的に話をしても通じないのは大人も同じですので、遊び始める前に汗がたくさん出たらお母さんの所に戻って水を飲むことや辛くなったり疲れたら休むことを説明しておきましょう。
まとめ
いかがでしたか?これで夏の熱中症対策はばっちりですね。
まずは無理をせずにしっかり休みながら遊ぶことが大切です。お子さんにもわかってもらえるように事前にしっかり説明をしておきましょう。
またその場で処置ができる軽度であれば良いですが、少しでもあれ?おかしいな?と思ったらすぐに医療機関の受診をするようにしてください。熱中症も重症化してしまうと死に至る病気です。
ぜひ良い夏を過ごしてください。