今まで自宅で両親と生活をしてきたけれど、社会人になると同時に親元を離れて一人暮らしをしている方も多いんじゃないでしょうか?
一人暮らしを始めると、誰にも詮索されなくて自由な時間を手に入れることが出来るのと引き換えに、生活の全部を自力でしなくちゃならなくなり、大変さも増しますね。
でも、慣れてくると新たな目標とかも出てきて楽しいと感じるかもしれません。
例えば、収入と出費のバランスがとれてくるようになると、「貯金でもしようかな」と思うようになります。
貯金をするには、節約出来る部分は節約をして、削れる部分は削るといった具合に生活費を見直す作業が必要になります。
中でも、食費は一番手っ取り早いかもしれませんね。
では、どのようにして食費を抑えていけばいいのか、みていきましょう。
check!!
忙しい一人暮らしさんの自炊のコツ!冷凍保存で簡単・節約・おいしいごはん
「自炊すれば、節約になる。」
確かにそうかもしれません。
でも、効果がある方法で自炊しないと失敗することになります。
例えば、「自宅で高級食材を使った料理を作って食べています。」
これって、節約にはなりませんよね。
「じゃあ、いったいどうすれば、節約できて簡単で美味しいごはんが作れるの?」
とお困りのあなた。
コツさえつかめば、実現出来ちゃうんですよ!
今回は、いろいろある中で、「冷凍保存」に着目してみましょう。
どうせ買うなら、いろいろな料理に使い回せる食材がいいですよね。
「ひき肉」を例にとってみましょう。
ひき肉は、大きくわけて「そぼろ」にして保存する場合と、ハンバーグのようにして保存する場合にわかれると思います。
まずは、レシピから...
◆保存材料★ミンチ玉ねぎ炒め◆
<材料>ミンチ(豚、合挽きなど) 300g、玉ねぎ 1個、塩コショウ 適量
<作り方>
①玉ねぎはみじん切りにし、油をひいたフライパンで透明になるまで炒める。ひき肉を加えてさらに炒め、火がとおると塩コショウします。
②粗熱がとれたら、使いやすいように1回分くらいの量をラップに包んで冷凍保存します。
玉ねぎは作る料理によっては邪魔になるかもしれないので、場合によっては入れなくてもいいでしょう。
また、肉味噌のように味をつけてから保存するのもいいかもしれません。
ただし、肉味噌はもともと保存食なので、冷凍しなくても日持ちはしますよ。
☆使い回し例☆
Ⓐオムレツに使う
Ⓑ炒飯に使う
Ⓒ麻婆豆腐に使う
Ⓓドライカレーに使う
Ⓔミートソースに使う
Ⓕジャージャー麺や担々麺に使う
このように、いろいろな料理に幅広く使い回せるのがいいですよね。
これは一例ですので、自分なりに他の料理などに試してみるのもいいかもしれません。
また、ⒹⒺⒻは、調理したものを冷凍保存しておくと、すぐに使えて便利!
このレシピの「<作り方>①」まで作ったものに、「卵・牛乳・パン粉」を加えて練り、形
を整えると、「ハンバーグ」や「ミートボール(肉団子)」が出来ますよ!
♦ふんわりハンバーグ♦(ハンバーグのタネ部分のみ抜粋)
<材料>合いびき肉 300g、溶き卵 S1個分、玉ねぎ 1/2個分、牛乳、パン粉 各大さじ4、塩 小さじ1/3、こしょう 少々
<作り方>
①玉ねぎはみじん切りにしたものを耐熱ボウルに入れ、ラップをかけずに電子レンジで約3分40秒加熱し、そのまま冷まします。
②別のボウルに①、ひき肉以外の材料を入れ、よく混ぜます。ひき肉を加えてよく練り混ぜ、ボウルの底に肉だねをたたきつけて空気を抜く。2等分にし、キャッチボールをするようにして円盤形に形を整えて完成。
♦ふわふわミートボールハンバーグ♦(ミートボールのタネ部分のみ抜粋)
<材料>たまねぎ 1玉、ひき肉(牛、豚、合挽き何でもOK!) 300g、塩、コショウ各小さじ1/2、卵 1個、牛乳 大さじ4、パン粉 大さじ4
<作り方>
①みじん切りにしたたまねぎを耐熱皿に並べてレンジで3分加熱し、冷まします。
②ひき肉に塩コショウを振り、よく捏ねます。
③ひき肉に卵、牛乳、パン粉を加え、①の半量を混ぜ更に捏ねます。
④③をだんご状に丸めて完成。
ハンバーグやミートボール(肉団子)も、これ自体がいろいろ使い回せるので、多めに作って冷凍保存しておくといいですよ!
慣れてきて、味にこだわりたいのであれば、つくねや鳥そぼろなら、「鳥ひき肉」を、中華料理をよく作るなら「豚ひき肉」を、ハンバーグなどに使うなら「牛と豚の合い挽き肉」というように、料理によって使う種類を変えてもいいかもしれませんね。
https://cookpad.com/recipe/3821828 出典(クックパッド)
https://cookpad.com/recipe/5600001 出典(クックパッド)
https://www.lettuceclub.net/recipe/dish/21129/ 出典(レタスクラブ)
一人暮らしの自炊には「作り置き」がオススメ!!ラクラク一週間の献立表
保存がきく料理を覚えたら、次は献立を考えていきましょう。
1週間の献立を考えていくうちに、使い回しも上手くなっていきますよ。
では、先ほどの「ひき肉」を例にとってみましょう。
これは、あくまでも「ひき肉」を使い回すための一例です。
栄養のバランスは考慮に入れていませんので、実際の献立を考えるときは、魚料理などを取り入れた献立を考えましょう。
●日曜日●
♩主菜♩肉団子の甘酢あん
♪副菜♪きのこのねぎ塩炒め
♫汁物♫キャベツとささみのかき玉みそ汁
▲月曜日▲
♩主菜♩ ミートソース
♪副菜♪ ブロッコリーベーコンチーズ
♫汁物♫ 白菜の春雨たまごスープ
■火曜日■
♩主菜♩ 麻婆豆腐
♪副菜♪ にんじんしりしり
♫汁物♫ じゃがいもとたまねぎのみそ汁
水曜日
♩主菜♩ ドライカレー
♪副菜♪ かぼちゃとレーズンとナッツのサラダ
♫汁物♫ 中華風コーンスープ
◆木曜日◆
♩主菜♩ ひき肉入りオムレツ
♪副菜♪ ピーマンとソーセージのコンソメ炒め
♫汁物♫ ミネストローネ
金曜日
♩主菜♩ 煮込ハンバーグ
♪副菜♪ 彩り温野菜
♫汁物♫ もやしの簡単ごまスープ
▼土曜日▼
♩主菜♩ ジャージャー麺
♪副菜♪ じゃがバターポテサラ
♫汁物♫ キャベツ、ベーコン、チーズのコンソメスープ
汁物は冷凍保存できるものがほとんど無いので、その日に作りましょう。
それ以外のものは、副菜も含めて冷凍保存可能ですよ。
レシピは載せませんでしたが、どれも短時間で出来る料理ばかりですので、慣れたら同時進行で作っていけるようになるかも♪
https://cookien.com/tag/youcanfreeze/page/8/ 出典(つくおき)
まとめ
自炊に冷凍保存できるものをと考えるのであれば、「冷凍保存に適した食材(料理)」や「保存期間」などに注意が必要です。
次に、「使用頻度が高い食材(料理)」を選んで、さらにそれを使い回せる献立を考えましょう。
ひき肉を使った1週間の献立を紹介しましたが、冷凍保存できる食材はこれだけではありませんし、副菜や汁物ももっとたくさんのレパートリーがあります。
献立は、これらをいかにバランス良く盛り込むかということに尽きると思います。
場合によっては、1週間の献立を全部決めてしまわずに、予備日を設けておいて、その日を
「外食の日」とか「在庫一掃デー」とかいった具合に設定するのもいいと思います。
とにかく、あまり突き詰めて考えすぎると、自炊そのものが嫌になってしまうので、自分のペースに合ったやり方で始めるのがよいでしょう。
「節約」って、食材を安く仕入れることが基本ですよね。
「でも、仕事してるし、専業主婦のように特売スーパーを調べたり、スーパーをはしごするなんて出来ない!」
それは当然です。もし、出来たとしても、続けるのは難しいでしょう。
ただ、今はスマホでスーパーの特売情報を手に入れられるので、それを活用しない手はありません。
ちょこっとスキマ時間に調べておけばOK。
そういったことが習慣づいたらこっちのモンです!
それまでは、とりあえず頑張ってみませんか?