犬を飼うことは、言葉の通じない相手と同居することで、その命に責任を持つことです。大切に飼うとともに、しつけをすることで、お子さんや近所の人に迷惑をかけない配慮も必要です。家を留守にする際、夏には、エアコンを設定しておくのも最近の暑さを考えると、大切です。
小型犬は、室内で飼うのに適していて、毎日10分程度の散歩でも良い犬種もあるので、世話をするのが、大型犬と比べると楽という印象があります。しかし、家の中ばかりだとストレスがたまるので、40 分くらいのお散歩を目途に定期的に外に連れて行ってください。また小型犬でも活発で好奇心旺盛な犬種もいますので、手がかかるかもしれません。
小型犬は、しつけを覚えるのは、得意ではないようです。性格は、臆病で、無駄吠えが多いと言えるでしょう。中型犬は、室内でも飼っていても、散歩は、きちんと1日2回 1時間程度必要です。性格は、温厚で優しいと言われています。しつけも覚えやすく、落ち着いていて無駄吠えも少ないでしょう。
大型犬を室内で飼う家族も増えていると思います。大型犬は、性格が温厚で、協調性があるので、初心者でも飼いやすい犬種だと言えます。散歩は、1日2回1時間程度が良いとされています。しつけを覚えやすく、無駄吠えもしないという特徴があります。
犬を飼うときの初期費用としては、さまざまな道具をそろえるため、2万円程度はかかるとでしょう。必要なものを、値段と共にご紹介します。
- 首輪(ハーネス) 1,000円~
- 犬用トイレ 2,000円~
- ハウス・ケージ 5,000円~
- ベッド 2,000円~
- 食器 2,000円~
- ブラシ 1,000円~
- 爪切り 500円~
- キャリーバック 4,000円~
掛かる費用は、おおよそ月々1万円かかります。
- えさ代 5,000円
- シャンプー・トリミング 1,500円
- その他ケアグッズ 2,000円
など。
重要なのは、予防接種を受けさせることです。代表的な予防接種は、次のとおりです。
- 狂犬病 4,000円
- 混合ワクチン 2種 2,000円~
- フィラリア予防接種 4,000円~6,000円
混合ワクチンは、6種をすすめる獣医師さんも多く、その場合費用の目安は、1種 1,000円です。病気になると医療費がかかりますが、そのためにペット保険入っておくことをおすすめします。犬の場合、生涯かかる医療費は、100万円とも言われています。
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"やんちゃ"なうちの犬!どのくらいの年齢になったら落ち着くの?
犬の良い特徴として機嫌が良く、飼い主に従順な面があげられますが、小さいころは、やんちゃです。犬種にもよりますが、2歳~3歳くらいまでは、やんちゃな時期と考えられます。2歳くらいで成犬になるので、落ち着いてきます。
やんちゃな時は、飼い主が留守の間に、えさを見つけ出し散らかしたりすることもありますね。成長した後でも飼い方のよって、言うことをきかないことも多いようです。その場合には、トレーナーさんに預けることや、YouTubeなどで公開されているしつけの仕方を実践してみると良いでしょう。サイトをご紹介します。
こちらのサイトでは、犬種によってしつけのポイントも説明しています。
YouTubeでしつけのやり方を覚えましょう。
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犬の年齢は人間の年だといくつになるの?計算の仕方を教えます!
犬の年齢は、小型犬と大型犬とで異なるので注意が必要です。小型犬、中型犬は、最初の2年で人間の24歳に成長、、3年目以降は、4歳づつ年と取っていきます。
計算の仕方は、24+(犬の年齢-2年)×4年
大型犬は、最初の1年で人間の12歳まで成長、2年目以降は、7歳づつ年を取っていきます。
計算の仕方は、12+(犬の年齢-1年)×7年
犬を飼うときに、分ってはいても彼らの方が先に年を取るということをしっかり自覚しておいた方がいいですね。犬の寿命は、10年~13年と言われていますが、最近は、寿命が延びて、平均は、14.85歳、小型犬は、15.67歳.中・大型犬は、14.02歳。そのため、犬の介護施設も出来始めています。
時代が変わりましたね。
まとめ
ペットは、飼い始めると家族の一員ですね。犬種によって性格もことなるので、その点を理解しておきましょう。にぎやかな楽しい生活がおくれると思います。お散歩の時には、ごみ袋など携帯してマナーを守ってください。