こども達が一生懸命頑張ってきた成果を発揮する運動会。
楽しみだけどさてどうしよう。と思うのがお弁当ですね。
頑張る子供のために、腕によりをかけて作ってあげたいけれど。
大量に作らなくてはいけないと思うと、忙しい朝の時間をどう使おうか頭を悩ませてしまうことも。
今回は、大家族の主婦を務める私が、簡単だけど子供たちに喜んでもらえるお弁当作りのポイントとコツをご紹介します。
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運動会のお弁当!簡単なおかずなのに子供に大人気なあのメニュー
8人家族のわが家は、運動会というと、ものすごく大量のお弁当を作ることになります。
おじいちゃん、おばあちゃんから、育ち盛りの子供に主人。
楽をしたいけど、開けたときに喜んでもらえるようなお弁当を作りたい!
毎年運動会の前は、何を作ろうか、ソワソワしながら過ごします。
そんな我が家の定番メニューから紹介します。
おじいちゃん、おばあちゃんから子供まで、みんなが大好きおいなりさん
我が家の定番の運動会のお弁当メニューです。
年齢を問わず受け入れられやすいのと、お酢を使うことで傷みにくくなります。
春や秋の暑さも感じる季節に行われる運動会にはぴったりのメニューです。
前日に油揚げを煮ておき、当日の朝に酢飯を詰めます。
数を多く作りたいので、酢飯を詰めるだけですが、1番の人気メニューです。
手軽に大量生産ができる焼きそば
おにぎりやお稲荷さんばかりでは、何個も作っていると時間もかかるし一升炊いたお米がなくなってしまう!
何より一升炊きのお釜があるお家は、なかなか無いですよね。
焼きそばは、お弁当にすると、麺がくっついてしまったり、野菜が水っぽくなってしまうのではないかと、心配な方も多いと思います。
そんな悩みも、ほんの少しの工夫で解決です。
炒めた野菜をいったんフライパンから取り出し、麺を1分~2分ほど水分が飛ぶように炒めると、麺1本1本がくっつかず、冷めてもおいしい焼きそばになります。
野菜も、水分の少ないキャベツやニンジンを入れます。色合いもきれいで、子供達にも喜ばれます。
煮ものだけど子供も大好き きんぴら
子供のお弁当というと煮物は残ってしまいそうですが、甘辛く煮たきんぴらは、子供達も大好きなメニュー。
ゴボウやレンコン、ニンジンなど、その時々でいろいろな野菜を選んできんぴらにします。
ポイントはお弁当に入れるので、少し濃いめの味で、冷めてもおいしく、傷みにくいようにします。
野菜も取りたい!マカロニサラダ
子供達に人気のマカロニサラダ。入れたいけど傷むのが心配という方も多いのでは。
そんな時は、入れる野菜を塩もみして、しっかり水気をきっておきます。
そして、マヨネーズと一緒に少量のお酢と砂糖を加えて混ぜます。
お酢と砂糖が傷みにくくしてくれるのと、ほんのりとした甘みとお酢の爽やかさで食も進みます。
わが家では、前日に作って、かわいい紙カップに盛り付けてから冷蔵庫保存します。
翌日の盛り付けの手間も省けちゃいます。
いろどり鮮やかに 隙間埋めおかず
お弁当箱に隙間ができてしまうと、どうしてもさみしい印象になってしまいます。
そんな時は隙間埋め食材で、いろどりも綺麗に盛り付けましょう。
緑、黄色、赤、の信号機の色がそろうと、見た目も栄養バランスも揃うかなと思います。
緑はブロッコリー、枝豆、春の運動会ならグリーンピースです。
普段はあまり食べないグリンピースの翡翠煮も、楊枝にお団子のように刺すだけで、何故か子供たちは大喜びで食べてくれます。
前日に煮て楊枝にさして冷蔵庫保存しておけば、朝は入れるだけで簡単です。
枝豆は、冷凍のものをそのまま入れておくと、お昼には食べごろになるので、とっても簡単。
入れる前にさっと水に通して、周りについた氷の結晶だけ吹きっとっておきましょう。
赤はミニトマトや、ナポリタンのパスタをミニカップに入れてアクセントカラーにします。
かまぼこも、そのピンク色がアクセントになりお弁当をぱっと明るくしてくれます。
飾り切りをして入れれば、子供達も大喜びです。
黄色は定番の卵焼きや、トウモロコシを、食べやすい大きさに切って
入れたりします。
缶詰のコーンしかないときには、トウモロコシを天ぷらにしたりして、ポロポロこぼれてしまわないようにします。
また、あげることで傷みにくくもなります。
そのほか、楽して簡単なお弁当メニュー
子供達の運動会でも最近増えてきた、そうめん弁当。
暑さを感じる季節。午前中に一生懸命頑張ってバテ気味の子には、つるっと食べられてうれしいメニューですね。
ゆでたそうめんを一口ずつのまとまりにしてタッパヤお弁当箱に詰めて、冷たく冷やした麺つゆを保冷の利く水筒に入れていくだけ。とっても簡単です。
握らず簡単、おにぎらずも時短の強い味方です。
おにぎりにしたいけど、握るのが面倒だし、ご飯が熱くてなかなか進まない!というのは、誰しも感じたことがあるのでは?
おにぎらずなら、ラップに海苔、ご飯、具をのせて包むだけ。
ご飯の熱さで手間取ることもありません。
具材を綺麗に並べて作れば、半分に切った時の断面がとってもカラフルになり、それだけでフォトジェニックなお弁当になります。
四角く作られるおにぎらずは、お弁当に詰めるにも悩む必要なし!
作るのはいいけど詰めるのが苦手という方にもおすすめです。
運動会のお弁当は前日が決めて!唐揚げの下準備方法
わが家のお弁当には、必ず入る唐揚げ。
お弁当の定番で、唐揚げを入れるお家はたくさんあると思います。
でも、下準備から揚げるまで、作るのがめんどうくさいというイメージがありませんか?
でも、前日にある程度の下ごしらえをしておくと、当日の朝はうんと時短できちゃいます。
味付けは、それぞれのお家であると思いますが、わが家はしょうゆ味が定番です。
すりおろしニンニク、すりおろしショウガ、醤油、砂糖で鶏肉を漬け込みます。
普段のお弁当であれば、これをそのまま冷蔵庫に入れて寝てしまうのですが、運動会のように大量に作らなくてはいけないときは、前日に唐揚げを揚げてしまいます。
そんなことしたら、皮がべちゃっとした唐揚げになっちゃう!と思いますよね。
なので、そのまま揚げ油を片付けないままにしておき、翌朝起きてから、軽く唐揚げをもう一度上げます。
前日に火を通しているので、周りをカリッとさせる程度で大丈夫です。
唐揚げを揚げるというと、どうしても火が通るまでに時間がかかり、他にもたくさんおかずを作らなくてはいけない運動会の朝にはなかなかの重労働ですね。
私も当日揚げていた時は、3時半に起きてお弁当作りをしたりしていました。
でも、前日に揚げておけば、焦って作って火が通っていないという失敗もありませんし、他のおかずにかける時間も作れて安心です。
まとめ
運動会のお弁当作りといえば、主婦にとっては戦闘態勢で挑む行事です。
でも本番の運動会では、朝から夕方まで、頑張る子供たちに声援を送ったり、ビデオを回したりと忙しいのに、朝のお弁当作りで全力を使いきってしまうわけにはいきません。
運動会を楽しむためにも、お弁当は楽して簡単に作っちゃいましょう!