ネット上で使う画像でも、
社内や取引先で使う資料の画像でも
勝手に使ったらいけない画像があるって知っていますか?
それには著作権というのが関わっています。
皆様もよく見るCのマークです。
著作権(ちょさくけん、英語: copyright、コピーライト)は知的財産権の一種であり、美術、音楽、文芸、学術など作者の思想や感情が表現された著作物を対象とした権利である。このうち著作者の権利は、財産的権利(著作物を活用して収益や名声などを得ることができる著作財産権)と、人格的権利(著作物の内容と著作者を紐づけることで、著作者の人間性を正確に表現する著作者人格権)に分類され[1][2]、とりわけ著作財産権は狭義の著作権と同義とされる[3]。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%91%97%E4%BD%9C%E6%A8%A9
ウィキペディアより引用
わかりやすく言い換えると、
Aさんが「B」という題名の絵を書きました。
Aさんはこの「B」という絵を使い、有名になる権利やお金を稼ぐ権利があります。
自分のホームページやブログに「B」を載せることもできます。
Aさん以外の人は「B」の絵を使う権利がありませんということです。
この状態は「B」の著作権はAさんにあると言えます。
なので、ネット上で出回っている画像でも
著作権のある画像は使えないのです。
無断で使ってしまうとAさんの権利を奪ってしまいます。
それにより、Aさんが得るはずだった利益を得てしまった場合は
「著作権の侵害」にあたり、
5年以下の懲役、または500万円以下の罰金の刑に
なってしまいます。
十分に注意した方が良さそうですよね。
ですが、Aさんが初めからみんなで使うために「B」の絵を書いたり、
途中からもう「B」はみんな使っていいよ!というと
「B」は誰でも使えるようになります。
この状態を「著作権フリー」といいます。
ですので著作権フリーの画像は私達でも自由に使えるということになります。
check!!
自由に使って大丈夫!!著作権フリー素材イラスト編
著作権フリーのが画像はネット上で探すと意外とあるんです。
まずは使いやすい著作権フリーのイラストサイトを紹介します。
・イラストAC
いろいろな作家さんのイラストを検索できます。
登録されている画像はダントツで多いのが特徴。
無料ですが登録が必要です。
広告が多いのが少し難点。
・いらすとや
可愛いイラストがたくさん。
頻繁に更新されていて、流行りの話題についてのイラストも早めに作られているようです。
フリー素材以外にもラインスタンプや企業とのコラボレーションもたくさんされています。
イラスト界隈では有名なサイトです。
・Frame illust
イラストの他にもアウトラインやアイコン、フレームなどもダウンロードできます。
パワーポイントでの資料作成に使えそうです。
・FLAT ICON
フラットなアイコンをダウンロードできます。
背景も自分で選ぶことができるので便利。
・フキダシデザイン
いろいろな種類のフキダシがダウンロードできます。
プレゼンなどでカジュアルな資料に仕上げたいときに重宝しそうですね。
自由に使って大丈夫!!著作権フリー素材写真編
今度は自由に使っていいフリー素材の写真について、
紹介したいと思います。
・O-dan
こちらは、キーワードで検索すると
複数のフリー素材のサイトを横断して検索してくれます。
日本語と英語、両方で検査してくれてとても便利。
海外系の写真を探すのに便利なサイトです。
・ぱくたそ
こちらは人物や風景の写真を検索できます。
スタンダードっぽい写真があり使いやすいです。
私もよく使っています。
・Unsplash
こちらも海外系の写真がたくさんあります。
写真数が多く、クオリティも高いので使う価値があります!
・Pixabay
こちらは写真だけでなく動画もダウンロードすることもできます。
加工して使うこともでき、プレゼン資料にもとてもよく使えそうです。
・Find/47
https://find47.jp/ja/tokyo/CgmrK
こちらは日本の経済産業省のサイトで、
日本各地の素敵な風景をダウンロードすることができます。
見ているだけでも満足してしまいそうな写真がいっぱいあります。
・PhptoAC
イラストのフリー素材の項で紹介した
イラストACの写真バージョンのサイトです。
こちらも登録されている写真が多く、
会員登録しないといけないのが難点ですが
ビジネスに使える素材が沢山あります。
まとめ
今回の記事では著作権について詳しく説明しました。
著作権て、他人のものを勝手に使ってはいけないというのは
聞いたことはあるけど
細かいことはよくわからないままだったと思います。
知らず知らずのうちに著作権の侵害をしてしまわないように注意しましょう。
今回紹介したように著作権フリーで使えるイラストや写真はたくさんあります。
このイラストを作った人や写真を撮った人は
無料で自分の作品を提供してくれているということになります。
感謝の気持ちをもって使いましょう。
ダウンロードした先のURLを添付したり、
クレジットを登載することをおすすめします。